2009年10月20日火曜日

滋賀の人口、奈良を追い越す

写真:比叡山夢見ヶ丘より臨む、西大津の夜景。琵琶湖の形がはっきりと見える。竜王戦後に撮影。

滋賀の人口、奈良を追い抜いた 近畿圏4位に浮上

未だに奈良より人口少なかったとは意外でした。記事には大津、草津の人口増加を書いていますが、湖西、湖北は逆に過疎。米原あたりからは名古屋への通勤圏になったということで、増えているようです。

そういえば、ピエリ守山、イオンモール草津、フォレオ大津一里山が出来てから一年近く経つんですね。当初の計画通りの成果は出ているんでしょうか。ピエリには全く行ってないのですが。

2009年10月19日月曜日

竜王戦二日目、終局まで


渡辺が△4五玉とした局面で、福崎九段、杉本七段が登場。

藤井「じゃあ二人も壇上に上がって戴いて。大乱闘しますか!控え室の検討を教えてください。」

杉本「渡辺竜王が僅かに残しているというのが控え室の研究です。▲3四角に△4四玉で。」

藤井「ほう。ちょっと並べてみましょうか。」

(藤井と杉本が継ぎ盤を動かす。先手を藤井が持ち、後手を杉本が持つ。しばらく進んで、先手の勝ち筋に。)

杉本「あ~なるほど!これはありますね。」

藤井「(ファンに向かって)みなさん、控え室の研究を上回りました!」

杉本「ちょっと待ってください。ここでこうやったらどうですか?」

(再び継ぎ盤が動かされる。今度は後手の勝ち筋に。)

藤井「・・・・。」

杉本「藤井さんの研究を上回りました!」場内が笑いに包まれる。

藤井「相当難解な局面だということですね。」

杉本「そうですね。何が起きてもおかしくない。」

福崎「で、どっちがいいの?」

藤井「わかりません(笑)」

福崎「これだけ喋ってわからんのかいな(笑)」

103手目、森内の▲7一馬とした手は、力のない手つきだった。
検討では▲5五角や▲4五金が予想されていたが、

福崎「これは△6二桂馬の一手。」

藤井「森内さん、諦めている様にも見えますね。死んだフリかなぁ?森内さんは以前、杉本さんと対局したときに、途中千日手含みの時間稼ぎ王手があって、秒読みで反則が無かったか、記録用紙確認してたくらい諦めが悪い人なんですよ。それがこうなるとは、渡辺竜王恐るべし。」

杉本「あの時はちょっとヒヤッとしました(笑)。しかしまだ諦める局面ではないと思います。」

森内、一本指で▲8二馬と指す。

福崎「森内さんに生気がないように見えます」

藤井「諦めてはいけません。僕のときはそんなことないのになぁ。信用が違うのかなぁ(笑)」

ところが、この局面で渡辺の玉に詰み筋があることが判明。森内の玉は際どく詰まないようだ。(局後の検討によれば、渡辺は攻めながら自分の玉を安全にする絶妙手があったのだが、実戦では指されず)

福崎「渡辺さんヤバイですよ」

渡辺、ここで持ち時間を使いきり、一分将棋へ。秒に追われ、頭を抱えながら△4三銀。予定変更が丸わかりで、会場からもどよめきが起きた。

藤井「これは・・・感想戦が長くなりそうです。福崎先生、終わりの合図は先生がお願いしますね。」

福崎「対局者はいつまでも感想戦やりたがるけどね。仕方が無い」

藤井「先手に大チャンスが来ました。チャンスボールです。」

杉本「狙いすぎて空振りすることも多いのですが。▲4二飛車でしょう。」

森内、今度はしっかりとした手つきで▲4二飛車。未だに優劣不明。

渡辺、さらに守りの△5二銀。ここで森内も一分将棋へ。時間ギリギリまで考えて、一本指で▲7一馬と指す。

藤井「金を渡すと先手は危ないんですよ。」

渡辺は△3三玉と指した。これで飛車が詰んでいて、助けるには金を投入するしかない。

福崎「英語で言うと、ワンダフルな手やね。」

どうやらここで後手がはっきり勝ちになったようだ。以下は手順を見守るだけ。鮮やかな手順で、渡辺が勝利を収めた。投了の一手前、森内が声を枯らさぬように、水を含んだのが印象的だった。

しばらく感動の余韻に浸っていた福崎九段と藤井九段だったが、立会いの仕事のために慌てて対局室へ向かう。

終局後、杉本七段に話を聞いた。

shu-ji「すごい将棋でした。渡辺竜王にとっては、後手番での勝利は大きいと思いますが。」

杉本「それもそうですが、この内容で勝った事は大きいと思いますよ。この競り合いを制したのは大きい」

shu-ji「7番勝負は渡辺竜王優位になりましたか?」

杉本「まだなんともいえませんが、今日の将棋を見る限りではそうですね。」


こうして、比叡山延暦寺での竜王戦第一局は幕を閉じた。歴史に残る、名勝負だった。
現地解説に行って感じたことは、WEBの生中継では感じられないものがあったということ。モニターから感じる対局者の雰囲気とプロの解説は、自宅では味わえないだろう。今回は場所が比叡山で観戦者が少なく、ゆったりと観戦できたこともこの満足感につながったと思う。

前夜祭に行って、福崎九段、藤井九段のインタビュー記事を掲載したところ、思いのほか反響があったので、二日目の勝負どころも詳細に記してみることにしたが、いかがだっただろうか。今後も滋賀県で将棋のイベントがあれば、こうして記事にしていきたいと思います。ありがとうございました。

2009年10月18日日曜日

瀬田キャンパスの行く末は

今回は少し愚痴のような記事を書きたいと思います。

学生の皆さんは、瀬田キャンパスが深草キャンパスに比べ、
何かにつけて冷遇されていると感じたことはありませんか?
僕はしばしば感じています。

確かに龍谷大学の現在の本拠地は深草キャンパスだと言えるんでしょうし、
瀬田キャンパスが出来たのもまだまだ最近のことなので、ある程度仕方のないのことだとは思うんですが、今回それがまたあからさまな形で表れたなーと感じている出来事があります。

それが10月23,24,25日に深草キャンパスで行われる創立370周年記念の祝賀会です。
内容としては「学生のパワーで370周年を賑やかに盛り上げます!」と宣伝しているように、学内の文化系・体育系サークルの学生による企画が主なようです。

この創立370周年のイベントが深草キャンパスで行われること自体に異論はないんですが、問題は別にあります。

もうこの開催日時にも見覚えがあるんではないでしょうか。
そう、10月24,25日は瀬田での龍谷祭・学術文化祭が行われる日です。
思いっきり被っていますね。

学生や一般の方、学内のサークルのうち、深草での祝賀会に参加する人・サークルは、
当然瀬田で行われている龍谷祭・学術文化祭には参加できません(もしくは規模縮小)。
その分、祭りの規模自体も小さくなってしまうことが予想されます。

瀬田キャンパスを活動の拠点にしている一学生の立場から意見すると、
やはり瀬田でのお祭りの規模が縮小してしまうというのには不満を感じてしまいます。

また、龍谷祭の実行委員なんかはほとんど瀬田の人は瀬田のみに取り組んでいますし、学術文化祭においても瀬田での文化祭を自らの担当にして頑張っている人がいます。
そういった人たちにとっても今回の件は不本意なことなんじゃないでしょうか(合意は行っていると思いますが)。

瀬田キャンパスで祝賀会をしろとは言いませんが、
企画内容を見る限り、一週間後の深草での龍谷祭・学術文化祭の時でも実行出来そうなんですよね。
恐らく何かしらの理由はあるんでしょうが、やはり納得がいかないのも事実。

今後もこういうことは起こり得るでしょうし、
瀬田キャンパスからも、もっと声を上げていくべきなのかもしれません。

2009年10月17日土曜日

竜王戦二日目、藤井、村田解説。


写真:97手目に▲5三桂馬成を選んだ場合の変化。実戦では▲3五歩が指されたために現れることはなかったが、相当有力だったようだ。

BS放送が始まった。パタパタと手が進んだり、片方が長考したり、依然優劣不明の攻防が続く。藤井九段の願いもむなしく、相当難解な局面のようだ。ピンチヒッターとして大盤解説に呼ばれた藤井、NHKアナの「形勢判断は?」質問に「わかりません」しばらく杉本7段と駒を動かして、最後にもう一度聞かれたときも「わかりません」。
ただし、打ち合わせもなくスラスラと駒を動かして解説できるのはさすが。BS放送はこうして終了した。

17時30分頃から読売新聞の解説が始まる。藤井九段、村田女流が検討を始めた。

藤井「全国放送でうかつなことは言えない(笑)将棋のことはあまり知らないで、どっちかを応援してるファンの方って結構多いんですよ。そういう人たちにとっては解説者の言葉が命ですから。ちょっとくらい形勢が傾いてても、どっちがいいとかは言えない(笑)」

村田「先生、では現在の形勢判断をお願いします。」

藤井「・・・わかりません(笑)」

とは言いながら、解説は的確。森内九段の95手目▲4五桂馬は△4三玉で捕まらないのでは、と話しているところ、渡辺竜王の指し手は△3四玉。

藤井「これは危ないと思ったんだけど・・・。▲5三桂馬成で。」
並べると難しいが、後手が詰む変化もあるようだ。(追記:渡辺竜王のブログによれば、5三桂馬成でも後手勝ちと読んでいたようだ)

しかし森内の指し手は▲3五歩。△3五同玉か、△4五玉と桂馬を外すか。
△同玉の変化は、どうも先手の攻めが続き、後手は寄っているのではとの結論が出されそうになった時、渡辺は△4五玉と指した。

ここで森内が最後の長考。藤井「ここで考えるのは変調かなぁ。さっきも結構考えていたし。」

森内の考慮中に、福崎九段、杉本7段が解説場に現れた。

2009年10月15日木曜日

竜王戦二日目、次の一手クイズ&福崎、藤井トーク

昼食休憩が終わった13時30分、渡辺はまだ指さず、前傾姿勢で考え続けている。一方の森内は背筋を伸ばし、盤面を見つめている。竜王が苦しいのか。

20分ほど考えた渡辺の指し手は△7四歩。何とも大胆な手で、▲4四歩から潰されるんじゃないかと考えられたため、深く検討されていなかった。

ここで立会人の福崎九段、藤井九段が壇上へ上がり、大盤解説が始まった。△7四歩はさすが森内も予想外だったか、指す気配がないので、ここで次の一手クイズが出題されることになった。候補は福崎推奨の▲4四歩、藤井推奨の▲2四歩、そしてその他。藤井ファンの私、2四歩に乗るも、森内の指し手は▲4四歩となり、記念扇子のプレゼントを逃してしまった。

当然の△4二金と引いた渡辺に対し、再び森内が考え始めたために、この局面が深く検討されることになった。

福崎「森内九段も前傾姿勢になってきました。まるでカルタ取り名人戦のようです。」

藤井「ずっと先手がいいと思っていたのですが、渡辺竜王の△7四歩が好手でした。後手も相当やれそうです。▲4五銀に△5三銀だと▲5四銀と引いて、4五桂馬を見せる手はどうでしょうか」

福崎「一回出た銀をすぐ引く!さすが日本に10人しかいないA級プロ。そこらにいるC級とは違いますね。これが藤井システムですか。」

藤井「藤井システムではありません(笑)私は藤井システムで勝ってましたけど、その分負けてもいるんですよ。例えば羽生さんなんか、あの人はほとんど負けないじゃないですか。藤井システムで一番勝率がいいのは羽生さんじゃないですか?人のフンドシで・・・」

福崎「ずっと前に羽生さんに終盤で逆転負けしたんですけど、その時は羽生さんの角が3枚ありました。羽生マジックの正体はこれです。ズルいです(笑)。でもホントは角がよく効いて、三枚に見えただけでした(笑)」


福崎「ところで竜王戦は多額の、見たこともないような賞金が懸かってますよね。元竜王だった藤井さん、賞金は一枚一枚数えました?」

藤井「いや、数えてません(笑)」

福崎「今日のスーツはいくら?」

藤井「これは嫁が買ってきたので、わかりません。でも最近、知らない内に嫁の服が増えてるんですよ。」

NHKの人「リハの時間が近づいてきました。そろそろまとめをお願いします。」

藤井「NHKの生中継に呼ばれるかも知れないので、難しくない程度の名局になって欲しいですね(笑)」

竜王戦二日目、昼食休憩前。



モニターから、渡辺竜王のうなり声が聞こえる。森内九段の指した63手目▲7七角に対し、どう受けるのか悩んでいるようだ。渡辺が席を外して、しばらくすると、「さっき外で竜王をみかけた」というファンの人が。少し外に出て、気分転換したようだ。熱心なファンの間には継ぎ盤が出て、ああでもない、こうでもないといくつかの手を並べる。

と、ここで杉本7段が大盤解説場に登場。NHK放送のリハーサルかと思いきや、ファンの継ぎ盤に参加している。「今、控え室は△4六歩を検討しています。以下は・・・」杉本7段のファンサービス、ありがたい。ちなみに私は2六角と予想。杉本7段も「ある手だと思います。」

渡辺はここで一時間を使い、そのまま昼食休憩に入った。

2009年10月14日水曜日

竜王戦第一局一日目午後、封じ手をめぐる駆け引き

写真:米長邦夫永世棋聖。日本将棋連盟会長。前夜祭では仏教の教えと、将棋について語っていた。


午後の指し手の流れは、森内九段が攻め、渡辺竜王が受け流す、という展開になった。渡辺竜王が望めば、一気に終盤戦になる可能性もあったが、竜王は緩やかな流れを選択した。(詳しい指し手の解説は中継サイトをご覧ください)

さて、二日制の将棋の場合、一日目の終わりに封じ手を行う。夕方6時に手番の方が、局面が書かれた2枚の紙に、指し手を書き込み、それを翌朝開封する。

もし封じ手がなければ、手番の方は一晩中その局面で考えることができるので、その不公平感を無くすために考えられたルールなのだ。

渡辺竜王と、森内九段は、封じ手に対する考え方にかなり違いがある。「読みとイメージの将棋感」によれば、森内九段は「自分で封じると、ちゃんと書いたかどうか気になることはある」のでしてもらったほうが気楽としているのに対し、渡辺竜王は「選択肢の多い局面で封じることができれば、封じたほうが(精神的に)有利」としている。また、同様の記述が著書「頭脳勝負」にも書いてあり、「選択肢の多い局面で封じるならば、一時間は払う価値がある」と記述している。

こういう予備知識をもって、封じ手前後の指し手を見てみる。

午後5時を回って指された49手目と50手目の局面は、ともにここで封じ手でもおかしくはない、選択肢が複数ある局面だった。(少なくとも私にはそう見えた)49手目が指された段階で、おそらく渡辺が封じるだろう、と思った人も多いと思うのだが、渡辺は指した。こうして、した方が有利といっていた渡辺ではなく、してもらったほうが気楽という森内が封じ手をすることになった。このあたり、両者の駆け引きが垣間見えて、非常に面白い。

肝心の封じ手予想だが、攻撃的にいくなら▲3六歩、守備的に行くなら▲5八金が予想されている。森内九段が6時すぐに封じたとのことなので、▲5八金が自然なのかな、というのが私の見解です。

棋は対話なり。竜王戦一日目午前。

写真:前夜祭で絶妙の掛け合いを披露する福崎九段と藤井九段。対局者が用いる盤外戦術について藤井九段が語っているところ。

昨年の竜王戦第一局はパリで開催された。そのときにWEBの企画で行われたのが、「WEB進化論」の著者である梅田望夫氏によるリアルタイム観戦記。初心者にもわかりやすいと評判だったようで、竜王戦、棋聖戦の同ページアクセスは大事件のニュース並みだったらしい。

梅田望夫氏による2009年棋聖戦観戦記

これに倣って、高校時代は県代表だったこともある私も、ちょっとだけ観戦記もどきを書いてみようと思う。対象は、将棋のルールを知っている人のレベルにします。
ただし、リアルタイムでもなければ、第一次情報でもないのでご了承を。(明日は比叡山に行って、夜にまとめて書きたいと思います。ご期待ください。)

将棋のタイトル戦、番勝負は、先後の不公平がないように、第一局は振り駒(歩を5枚投げ、歩が多ければタイトル保持者が先手、とが多ければ挑戦者が先手となる)が行われ、以降は先後が入れ替わりながら、最終局に改めて振り駒が行われる。ちなみに、七冠王時代の羽生名人は8割の確率で振り駒に勝っていた。(自宅で数千回振り駒をした森内九段によれば、歩のほうがとよりも出やすいらしい)

将棋における先手、後手の差は少なく、おおよそ、先手の勝率は53㌫とされているが、昨年度は史上で初めて後手がほんの少し勝ち越した。ただし、この両者に関して言えば、先手をもった場合の勝率が高く、そういう意味では注目の振り駒であった。これによって、両者の作戦の立て方が大きく変わってくる、と渡辺竜王も言っていた。

先手となった森内の初手は▲7六歩。もっともポピュラーな指し手であり、プロ、アマ問わず採用率が非常に高い。

対する2手目、渡辺の指し手は△8四歩。この手には、「あなたの作戦に付き合いますよ。矢倉でも角換わりでもどうぞ」という意味がある。いわば王者の一手である。

3手目、森内は▲2六歩。ここで▲6八銀なら矢倉が確定、▲2六歩は角換わりか横歩取りを後手に選ばせる手である。このあたり、作戦選択をめぐるプロならではの駆け引きだ。

結果、森内九段の誘いに、渡辺竜王が乗ったという感じで、戦型は角換わり腰掛け銀となった。(ちなみに、角換わりの将棋は上記のように先後のいくつかの同意が必要なために、アマチュアで指されることは少なく、本も少ない。)

作戦が決まれば、スラスラと進むのがこの戦型の特徴。過去の実戦例が整備されているからで、どちらが先に新手を出すのかに注目が集まった。

27手目、森内九段の▲6六銀で、この将棋は未知の世界へと入った。角換わりの将棋というのは、木村定跡にあるように、先後同じ形から勝負が始まることも珍しくなく、その場合先手が先攻し、後手は受けになる。
渡辺はその形を受けることに絶大な自信を持っているので、森内の誘いに乗ったのだが、森内は同型の将棋ではなく、新手を用意していた。その場で思いついたのではなく、先手ならこの手を指す、と決めていたに違いない。

渡辺は意表を突かれて、ここで50分考えて△8六歩。一分でさせる手で、誰の目にも当たり前の手だが、いろんなことを確認したのだろう。ここからは難解な手順が続くので、興味のある方は棋譜のコメントや、中継ブログをつぶさにチェックするといいだろう。竜王戦は午前中から、茨の道へ入った。カーナビの利かない世界に誘導された竜王は、どのような策を練っているのだろうか。

竜王戦情報3 両対局者インタビュー




まずは挑戦者、森内俊之九段から。(写真右)

shu-ji「森内先生、滋賀県は初めてでしょうか」

森内「いえ、彦根での王将戦や、長浜で対局したこともありますよ。」

shu-ji「振り飛車党なので、是非伺いたいことがあるのですが、挑戦者決定戦で四間飛車を採用した理由を教えてください。」

森内「最近のプロの実戦でも、四間飛車が上手く行っている印象があったので、自分も指してみようかな、と思って。個人的に四間飛車は優秀な作戦だと思っています。」

shu-ji「先ほど、藤井先生は、アレはもう研究されちゃってるから、今回の7番勝負では使わないだろうとおっしゃってましたが・・・。3年くらいは使えないともおっしゃってました。」

森内「(飲み物を吹きそうになりながら)そんなことを言ってましたか(笑)あ、いや、わかりませんよ(笑)」

shu-ji「そうですか。ありがとうございました。」

続いて、渡辺竜王(写真左)へのインタビュー。

shu-ji「渡辺竜王、先ほど壇上で滋賀県で対局するのは初めてとおっしゃってましたが、佐藤康光さんとのシリーズで、長浜で対局されていたような記憶があるのですが・・・。」

渡辺「エッ!?長浜って滋賀県なんですか!?そうなんだ、じゃあ2回目でした(笑)そうだそうだ、そのときは京都駅じゃない駅(多分米原)で降りたから、滋賀県っていうイメージはなかったんだ。」

shu-ji「渡辺竜王は競馬をされるということを聞いてますが。」

渡辺「栗東には2回ほど来ています(笑)」

shu-ji「僕も競馬好きなんですよ。ウオッカとダイワスカーレットの秋華賞の追い切りを見に行ったこともあります。」

渡辺「おお!それは見たいですよね(笑)」

shu-ji「渡辺竜王は棋士としては珍しく、ブログを頻繁に書かれていますが、これを始めたきっかけはどのようなものだったのですか?」

渡辺「うーん・・・。まあ・・・。」

ここで、時間が来てしまってインタビュー終了。渡辺竜王にはコンピューターソフトのことなど、個人的には聞きたいことがたくさんあったのでちょっと消化不良になってしまった。

さて、対局開始からそろそろ2時間経過。先手は森内九段となり、戦型は本命の矢倉ではなく、角換わり腰掛け銀となった。こちらも江戸時代からある、本格的な将棋。どちらが前例にない新手を用意しているのか、目が離せない。

竜王戦直前!2 解説、藤井九段にインタビュー


読売新聞のWEBサイト
で無料中継される今回の竜王戦。解説を担当されるのは藤井猛九段である。竜王戦では11年前にタイトルを谷川浩二九段から奪い、翌々年は羽生善治名人からの挑戦を退けるなど活躍。革命的な戦術「藤井システム」を編み出したことでも知られる。序盤から積極的にリードを狙う棋風で、現代将棋の発展に最も貢献した人物といっても過言ではない。

shu-ji「藤井先生、滋賀県は初めてですか?」

藤井「そうですね。今までは通過するだけでした。比叡山ももちろん初めてです。」

shu-ji「早速なんですが、7番勝負、具体的にどのような戦型になりそうでしょうか。」

藤井「うーん、これは難しい。後手を持ったほうが、矢倉を受けるかどうかですよね。」

shu-ji「挑戦者決定戦第二局では森内九段が四間飛車を用いて、深浦王位を圧倒しましたが、7番勝負で四間飛車を使うということはありえるでしょうか?」

藤井「ないです。断言します。あの作戦は完全に意表をついたから上手く行ったんですよ。深浦さんがアレ?っと戸惑っているうちに勝ってしまった。でもプロの将棋はすぐに研究されてしまう。渡辺竜王も当然あの将棋は研究してるから、ダメです。どんな変化球も、投げるとわかってれば打たれますよ。森内さんは3年くらい四間飛車をやらないでしょう。」

shu-ji「藤井先生は、最近矢倉を指しておられますが、これにはどのような理由があるのですか?」

藤井「プロの将棋は勝たないといけないのでねぇ。四間飛車は研究が進みすぎて今は勝ちにくい。矢倉を指すのは、やっぱり本格的な将棋を指さないとダメになるから。角交換振り飛車とか、変化球も勝つためには投げるけど、そればっかり投げていたら肩が壊れてしまいます。やはり、矢倉や四間飛車のような将棋を指さないと、B1やA級では通用しないんですよ。」

shu-ji「僕も角交換振り飛車穴熊を指してみたのですが、勝てるのは勝てるけど、あんまり楽しくないというか・・・。」

藤井「普通の四間飛車のほうがずっと面白いですよね。でもプロは勝たないといけないので。そこが苦しいんですよ。藤井システムが成功したのは、当時は誰も打てないストレートだったからなんです。目が慣れてきて打たれるようになった。これからは矢倉で頑張ります。」

shu-ji「矢倉で新型藤井システムですか。」

藤井「それは考えていませんけど(笑)でも僕が四間飛車を指さないから、四間飛車をやめちゃうファンの人もいるんですよね。それが悲しいです。」

shu-ji「藤井先生が再び四間飛車を指すまで、僕は四間飛車で頑張りたいと思います。」

藤井「(苦笑)アマチュアの方なら、四間飛車は十分に使える作戦だと思いますよ。」

shu-ji「最後に七番勝負の星取はどうなると予想されますか?」

藤井「先日の読売新聞紙上で、もう予想したのですが、4-3で森内九段だと思います。ただ、以前木村八段が挑戦したときも同様に予想して、結果は4-0で渡辺竜王だったんですよね(苦笑)森内九段にとっては、私の予想が一番の敵になるかも知れません(笑)」

読めば理解いただけると思うが、実は僕は藤井九段の大ファンなのである。インタビューの前に、藤井先生が竜王を羽生名人から防衛したシリーズの話など、貴重な話を聞くことが出来た。

藤井先生、本当にありがとうございました。

2009年10月13日火曜日

竜王戦直前!立会人、福崎九段にインタビュー!!


竜王戦前夜祭を取材してきました。立会人の福崎文吾九段、解説の藤井猛九段に面白いお話を聞くことができたので、書いておきます。


まずは立会人、福崎文吾九段。妖刀との異名をとる、怪しい棋風の棋士。かつては竜王の前身である十段のタイトルを獲得したこともある、超一流の棋士である。

shu-ji 「福崎先生、滋賀県は初めてですか?」

福崎「初めてじゃないけど、比叡山は初めてだなぁ。」

shu-ji「7番勝負ですけども、全体の展望をお願いします」

福崎「どっちが竜王になるにしても、4勝するでしょう(←当たり前)(笑)冗談はさておき、森内さんにとっては6年前のリベンジマッチですから、相当気合が入ってると思いますよ。前年はライバルでもあり、尊敬している相手でもある羽生さんがやられてますから、その分も、勝ちたい気持ちはあるでしょう。いい勝負になるんじゃないでしょうか」

shu-ji「福崎先生といえば、以前名人戦で井上先生との漫談解説が印象に残っているのですが・・・。」

福崎「井上さんみたいな、関西出身同士だとどうしてもね、ああいう風になっちゃう(笑)今回は囲碁の名人戦と日程が重なって、時間が短いので真面目にやります(笑)」

shu-ji「以前、封じ手で手を切って、血染めの封じ手になったとおっしゃられてましたが明日大丈夫ですか。」

福崎「あれは嘘です。そんな奴おらんやろ~。」

shu-ji「ありがとうございました。(笑)」

福崎先生、TVで見るのとおなじく、すごく面白い方でした。 ちなみにその後のトークでは渡辺防衛を予想しておられました。

瀬田のお店3


今回のお店は、カフェ「こちら学園通り」。
その名の通り学園通り(coopの向かい側の辺り)にあるお店です。
店内は落ち着いた雰囲気で、学園通りの車通りも全く気になりません。

このお店、朝が早く、なんとAM7:00から営業されています。
3種類のモーニングセットがオープンから10:30まで用意されており、
淹れたてのコーヒーや紅茶を飲みながら朝の時間をゆったりと過ごすことが出来ます。
更に学生割引があり、学生は全メニューが100円引きという嬉しいサービスも。

しかし、このお店はもう十数年前から経営されているそうなのですが、
最近は学生のお客さんがめっきり少なくなってしまったとのこと。

店主さん曰く、「今の学生は喫茶店に集まる必要もないからなぁ」
確かに、今はミーティングでも何でも学内で済ませてしまいますからね。
そういう意味では学内施設の充実も、逆に学生の地域離れを起こす要因ではあるのかもしれません。

それに加え、一人で喫茶店に入るという習慣も希薄化しているんじゃないかというお話。
これは学生に限らないようで、どの年代の方もあまり一人では訪れないのだとか。
これにはどういう原因があるんでしょうかね?

ちなみに、ここの店主さんは「ハイツ学園通り」という
カフェの上にあるマンションも同時に経営されており、そこの入居者は
モーニングセットが半額になるとのこと。なんとも羨ましい話です。

このお店ではランチも置かれており、営業自体はPM6:00までされています。
少人数用の席から多人数で座れるような大きなテーブルまで用意されているので、
朝早く起きた時や小腹がすいた時、いつもと違う雰囲気でミーティングがしたい時など、ぜひ一度訪れてみて下さい。
気さくな店主さんが温かく迎えて下さります。


※このコーナーでは皆さんの声を大募集しています。
 オススメのお店や行ってみて欲しいお店などありましたら、是非教えてください!

2009年10月12日月曜日

鉄サミット 開催間近


この夏休み、龍谷大学の正門から下り正面の柵の向こうに、小屋が建てられました。
なかなかの存在感を出しているので、気付いていた方も多いんではないかと思います。
それではいったい何のための小屋なのか、ご存知でしょうか。

10月24日、その小屋がある一帯(文化ゾーン西端)にて、子ども鉄サミットというイベントが開催されます。
この小屋は、それに使用するための物なのです。
イベントの概要について詳しく説明すると長くなるので、要点だけ書いておきます。

この小屋がある傍には、“源内峠遺跡”という遺跡があります。
これは、7世紀後半~8世紀に初めて国営での大規模な製鉄を行ったという歴史を持つ貴重な遺跡です。
しかし、このような歴史は住民の中でもあまり知られていないのが現状です。

そこで登場するのがこの子ども鉄サミットというイベントです。
このイベントにおいて、当時の衣食住を体験し身近に感じる中で、歴史的遺産について学び、
瀬田という地への親しみや誇りを持つとともに、住民同士の交流を図ろうというのが大まかな趣旨となっています。

これは実際にこの瀬田に住む方々が企画・実行されているイベントですが、
大津市からも援助を受けながら開催される、なかなか大規模なイベントになるようです。
新聞やテレビでも宣伝がなされるそうなので、もしかしたら目に入ることもあるかもしれません。

さて、この子ども鉄サミット、気付いた方もおられると思いますが、開催日が龍谷祭の1日目と同日になっています。
立地的にもすぐ隣で行われているこの二つのイベント、当日は参加者同士の往来が発生することが望まれています。
もちろん学生も歓迎のようなので、時間が空いた方は是非ふらっと立ち寄ってみて下さい。

源内峠遺跡復元委員会(子ども鉄サミット主催者)
http://www7.plala.or.jp/seta-e/index.html


ここからは少し余談ですが、この子ども鉄サミット当日、
本来ならば文化ゾーンと龍谷大学の間にある柵が一時的にでも取り外されることが望まれていました。
これは、参加者の往来を作るならば当然無い方が良いようなものです。
ですが実際には今回それが実現することはないようです。

この柵は、いわゆる文化ゾーン駐車場問題というのでよく話題になる柵。
今回の件に関しては、学校側が撤去を拒んだという話です。
何度か報道されたこともあり、この問題に関しては敏感になっているんでしょうか。

しかし、今回のような場合をはじめ、
あの柵さえ無ければ良いハイキングコースになるのに、というような住民の声もあるそうで、
柵はない方が確実に大学と住民の関係作りには役に立つというのも事実だと思います。

柵がそのまま文化ゾーンと大学の関係を表してしまっている現状。
何度も、幾つも対策が取られてはいるものの、解決する様子はない文化ゾーン駐車場問題。
結局は学生のモラルに任せるしかない、という結論に達してしまうのもある意味頷けます。

ですが、やはり諦めずに何らかの形で解決を目指すことが必要ではないでしょうか。
これまで関心がなかった方も、この問題に関しては是非一度考えてみていただきたいです。

2009年10月11日日曜日

スポーツで繋がる?地域のキズナ


今日11日、瀬田東小学校のグラウンドで第19回となる瀬田東学区大運動会が開催されました。

夏に逆戻りしたかというような暑いくらいの晴天の中、参加者は多数。
その中で、龍大生(地域エンパワねっと実習生)もボランティアとして参加していたようですね。
どうしても若い力が必要になる行事、裏方ではありますが運営面で大いに貢献していたように思います。

さて、この運動会は恐らく皆さんも経験されたことがあると思いますが、いわゆる「地域運動会」っていうやつです。
瀬田東学区内にある全12自治会が競い合う中で、親睦を深めようという行事ですね。


経過は省略しますが、今回の優勝は、12自治会ある中でも月輪自治会というところに決まりました。
この月輪自治会ですが、実はかなりの偉業を成し遂げているところ。
今回で19回目となる瀬田東学区大運動会ですが、その中で15回の優勝を飾っているのです。
運動会の中にも様々な競技がありますが、そのほとんどの競技において上位の成績を残しており、二位とも差をつけての堂々の一位といった感じです。

いったい、なぜここまでに強いんでしょうか?
自治会自体の住民数が多いということもありますが、一番の理由はその熱意にあると思われます。
月輪自治会では、毎年この時期が近付くと、自治会を挙げての運動会の練習が行われているそうです。
毎年優勝を収めるのも、簡単なことではないようですね。

そして、来年は節目を迎える第20回。
勝ち負けは重要ではないとは言いますが、他の自治会の方々も、
打倒月輪を胸に一致団結して取り組めるようになっていくと良いですね。

2009年10月10日土曜日

ノートで繋がる?龍大生のキズナ


噂のキズナノートを入手しました。

これも龍谷大学の創立370周年記念事業の一つで、龍谷大学関係者全員の間で、
あるテーマについてノートに意見を書き、それをドンドン回していくというものです。
詳しくはこちらの公式ページで確認下さい。

さて、今回受け取ったのは「一番好きなジブリ作品は?」というもの。
聞いた話では、その他にも「龍谷大学の好きなところ」「瀬田キャンパスで好きな場所」
「ドラえもんの道具で欲しいもの」などのテーマのノートが回っている模様。
ちなみに、最初は主に学内のサークルや各種団体からスタートしているようです。

それはそうと、このキズナノート、最終的には書籍化されるそうなのですが、
いったいどんなものになるんでしょうか。
何が書かれるのか全く分からない上、紛失やどこかでストップする可能性もありますし、
企画された方々も今頃はヒヤヒヤしながらノートの行方を気にしているんでしょうね。

なにはともあれ、うまく龍谷大学の味を出したものに仕上がることを期待したいところです。
今持っているこのノートはまだ真っ白…早く回さないといけないですね。

2009年10月9日金曜日

台風一過


台風18号、凄かったですね。
京都滋賀にここまで直撃した台風って、ここ最近なかったんじゃないでしょうか。

昨日木曜日は、午前中こそ時折強い風が吹いていましたが、
午後になると青空さえ見え、気持ちの良い秋晴れになっていましたね。
ようやく夏の日差しからも解放され、季節の変わり目がよく感じられる一日でした。

それにしても、大きな台風だった割にはあまり身近なところに被害はなかった・・・かと思いきや、
通学中、思いもよらない光景を目の当たりにしました。
BEFOREの写真がないので少し分かりにくいのですが、
長沢川沿いに建っていた住民用のゴミ捨て場が見事に川に転落しています。

早速市の方が調査に来られていたようですが、
はてさて、いったいどのように引き上げるんでしょうか?
その範囲にお住まいの方もしばらくは不便になるかもしれないですね。

※追記
2,3日もしないうちに元通りになっていました。
迅速な対応、お見事ですね。


ところで、昨日木曜日には、瀬田学舎にお笑い芸人のロザンのお二人が来られていました。
ポスターも多く貼られていたのでご存知の方も多いとは思いますが、
龍谷大学の創立370周年記念のイベントの一つとして行われたようです。

前半はロザンのお二人の高校~大学時代の思い出を漫才風に紹介、
後半はその場にいた龍谷大学生の悩みに答えるいう二部構成になっていました。
どんな悩みも笑いに変えつつ、タメになる話もさりげなく言うあたり、さすがという感じ。

そういえば終盤、「龍谷祭にもぜひゲストとして呼んで欲しい」と
その場にいた実行委員の方に言っておられましたが、果たして、その言葉は実現するんでしょうか。
龍谷祭の今後の情報に注目ですね。

2009年10月8日木曜日

決戦、比叡山延暦寺

将棋の第22期竜王戦7番勝負が、10月14、15日に、大津市の比叡山延暦寺でスタートする。勝負が決まる15日には私も現地の解説会に行く予定。行きはケーブルカーで行くのだが、帰りの足がない。誰か乗せてくれませんか。ドライブウェイの代金は支払います。

今期の竜王戦、挑戦者は森内俊之九段。挑戦者決定トーナメント準決勝では羽生名人を、決定戦では深浦王位を破っての挑戦となる。得意とする戦法は矢倉だが、挑戦者決定戦第二局では四間飛車を指すなど、どのような戦型も指しこなすオールラウンダーだけに、特に後手番での作戦が注目される。鉄板流と称される、手厚い気風。

迎え撃つ竜王は、渡辺明竜王。昨年は将棋史上初となる三連敗四連勝で、羽生名人の挑戦を退け、初代永世竜王の資格を得た。こちらは本格的な居飛車党。固めてドンという、現代的な指し方に特徴があり。穴熊や棒銀といった戦術を好む。コンピュータソフト「bonanza」と対戦したことでも話題となった。

第一局は、先後がその場で決まるので、戦型は現在では予測不能。本格的な相矢倉になるというのが本命だが、果たして。

2009年10月5日月曜日

瀬田のお店2


第二回目です。

今回は、リサイクルショップ「リサイクル・オフ・宝島」の紹介です。
瀬田駅から一号線を草津方面に進む途中、右手に派手な黄色の看板が現れます。
それが、リサイクル・オフ・宝島です。

京都発の家具屋のお店が同時に経営しているチェーン店のようですが、
ここは、特に一人暮らしの学生にとってはとても便利なお店です。

その名の通りリサイクル品を扱っているのですが、商品に垣根がなく、
よく分からない雑貨から食器、娯楽品、家具、家電、服、鞄と何でもござれ。
2階建ての店舗を最大限に活用し、所狭しと商品が並んでいます。
色んなものが売っているので、見ているだけでも楽しい所です。

商品は全体的に低価格で販売されているんですが、特に家具や家電はそれが顕著です。
中古品とはいえ、そこらの電気屋やホームセンターで買うよりも大幅に安く済ませられます。
これから下宿をするという新入生から、突然家具家電を買い足したくなった下宿生まで、
ぜひ一度ここに訪れてみることをお勧めします。
商品の回転もけっこう速いので、たまに見に行くと掘り出し物に巡り合えたりも…。


更に付け加えると、リサイクルショップなだけに当然買い取りも行われています。
売られている商品が多岐に渡るため、買い取りもどんなものでも受け付けてもらえるそうです。

4回生はそろそろ下宿先を引き払うことを考える時期でしょうか?
いろいろと処分するのにも大変な時代、一度この店で買い取って貰えるか相談してみても良いかもしれませんね。


※このコーナーでは皆さんの声を大募集しています。
 オススメのお店や行ってみて欲しいお店などありましたら、是非教えてください!


リサイクル・オフ・宝島(リニューアル中のようです)
http://www.recycle-off-takarajima.com/