2008年8月16日土曜日

徒労

大浦にある永原派出所に行くも、不在。
どうすりゃいいのこの携帯。キーロックかかってて連絡先もわかんないし。うーん。
約4キロ1時間の徒労。

出発後あった変なこと

きゅうりの川流れ

コンビニのコピー機に地図を忘れる

ペットボトルジュースを買ったら、一回しかボタン押してないし、150円しか投入してないのに、5本も出てきた

浜で女の子に虫取網の柄をぶつけられる

トンネル入口で携帯を拾う。電池はあるし最近のものらしい。交番を探す。

テロと道の駅

それにしてもこの道にある「テロ特別警戒実施中」のノボリ。
去年来たときもあったのを覚えている。
この先の敦賀の原発を警戒してのものなのだろうか。

誰が立てているのか。
効果?はあるのか。
テロとは具体的に何を表しているのか。
マキノではテロはよくあることなのか(そんなことはないはずだが)。

気になるところではある。

試練の三日目終わるそして四日目へ

マキノ追坂峠から見える琵琶湖。

夜が遅かったので、飲食店は全部しまっていた。
食べ物の自販機もないので、コーンスープで耐える。
下に降りたらまずは腹ごしらえだ。


昨夜、かなりきつかった。
まともに眠れない日々。
歩き続けて疲労がたまった体。
空腹。
痛む日焼けあと。
そして、明日の宿の心配。
入浴できそうな銭湯マークはなんと高めの温泉宿と判明。

長浜などの市街に出るまで、身心共に耐えきれる気がしなかった。


だが、予想外にもこんな道の駅で数時間も眠りこけてしまった。
スッキリ。
新しい朝が来た。希望の朝だ。まさにそんな感じ。

「お母さん、あそこで寝てる人がおるよ」
そんな声を夢の中で聞いたような聞かなかったような。
疲労は人を図太くするのか。

とりあえず体力は少し回復。
長浜まで出ればなんとかなる。
途中、道の駅もあることだし。

さあ、4日目が始まった。

また道の駅マキノ追坂峠

3日目の寝床は湖北の道の駅マキノ追坂峠。
また道の駅だ。
ふもとマキノから3キロくらい国道161号線を上がったところにある。

まん丸い月は一晩中寄り添ってくれた。
そして夜明け前にひぐらしの大合唱が始まる。
谷間にこだまする、と言っても過言ではないくらい。
龍谷大学瀬田キャンパスでもひぐらしはないているが、段違いのスケールだった。
周囲の山全部の木々にひぐらしが止まっているような。
白みはじめる空と相まって、非常に幻想的だ。

一度聴いてみて損はない。

2008年8月15日金曜日

寝床を求めて○○キロ

酒屋のお姉さんに安宿情報を聞いてみた。(いい人だった)

「すぐそこにユースホステルもやってた神社があるけど」

ビンゴ!
すぐに神社に行って、家の呼び鈴を鳴らす。
やった、これで久々にまともな寝床で…。

しかし、ことはそんなにうまくは運ばない。どうやら留守のようだった…。
まあしょうがない。急すぎたのだし。
普段、知らない民家に突撃するような自分ではないが、こういう状況だけに仕方がない。
といいつつ少し楽しい。
予想外の出来事に心が動く。

お姉さんによると、このあたりマキノは中〜大学生の合宿もよくくるんだとか。
確かに環境はすこぶる良い。

他にも旅館などの情報も手に入れたが、少し敷居が高そうだっため断念。

まあラジオでも聞きながらゆっくり歩くとしよう。
月も綺麗なことだし。

写真は暗闇の交差点の…。

マキノの月と

暮れ行くマキノの空に、綺麗な月が。
今日明日あたり満月だろうか。

そして恒例宿探し。どうやら3日連続まともには寝れないらしい。
キャンプ場でも良かったのだが…一人ぶん使うのに払うにはちょっと高いし、なんか寂しいのでパス!

よくきたもんだ

マキノにて。
電車の運賃から遠くまできたことをしみじみと感じる。

あれが竹生島だ

今津にて、竹生島が見える。
とうとう湖北まで来た。
という実感。
赤茶けた湖岸のアスファルトと琵琶湖、空、雲のコントラストがいい。


今津の町でしばし寄り道。
郵便局で使いそうにない荷物を自宅に送る。
三脚と替えの望遠レンズ、書籍など。
だいぶ軽くなる。
実は足が結構やばい。
左足の膝があがりにくくなってきている。
このままでは完全制覇が危ういと見ての判断だった。だいぶ動き易くはなった。

次に、コインランドリーで洗濯。
シャツやタオルは水ですすぎつつきたが、かばんにくくって乾かすものの、夕立に合うなど余裕もなく生乾きになっていた。
これで3日分は大丈夫だろう。

川端のある生活

自然の水を生活にうまく利用している新旭、針江の川端。
淡水と魚が大好きな、去年卒業の学科の先輩Mさんに「行ってみるといい」と紹介されて来てみた。

今も使われているようで、どこからか流れてきたきゅうりがそれを物語っている。スイカを家の前の川端で冷やしている家も。
汚いものは流さないなど、生活に密着しているだけにルールがあるとの話を小耳にはさんだことが。

また、見に来る人が多いのか、「観光地ではなく生活の場です」の張り紙が。
親御さんや子供たちが不安がることもあるらしい。
たった今も普通に遊んでる子供がいた。
まさに生活の場。

不安がらせないように会釈はしてみたが…生活の邪魔をしないうちに足を北に向けることにしよう。

三日目道の駅出発

2日目の夜を明かしたのは安曇川の道の駅。
藤が有名らしく5月にきたときは紫の花がきれいに咲いていた。

道の駅。
トイレ、水ありで、安曇川にはコンビニまである。
古く「駅」とは馬を常備した施設で、駅伝制の中継地点のことを表していた。
今の電車が停まる駅よりも、現代のサービスエリアや道の駅に近い意味合いだろうか。
瀬田やマキノにも大規模な駅があったそうだ。

さあ、6時15分安曇川出発。
ベンチで軽く仮眠をとっただけなので眠くはある。
足も結構、痛みがきているが、がんばろう。

月夜の安曇川二日目終了

寝床、とまでは行かないが、なんとかなりそうだ。
風呂は入れそうにないが、濡らしたタオルと洗顔ペーパーで体、顔をふくだけでも大分サッパリとする。
さて、落ち着くまで安曇川をかなりさまよってしまった。
おぼろ月で空は青みをおび、道の左右は稲穂の海が…。
そのなんと綺麗なことか。
しかし、これでは後の日程に疲れがたまってきそうだ。
明日以降はもう少々、ゆったりと休みたい。
早めに出て、早めに宿泊予定地に着くようにしようと思う。

2008年8月14日木曜日

最初のピンチ

さあ、安曇川まで来たものの宿が見つからない。
キャンプ場はみんな受付が終わっている。どうしたものか…。

二日目の夜、はじめてのピンチ。
とりあえず駅にでも向かってみる。

さらば大津よ

高島市に入る。
すでに真っ暗で何も撮れない。

大津の長いこと。
南北の違いにはやはり驚かされる。
仰木、坂本、雄琴、堅田、志賀、近江舞子など何度も乗り物では訪れてはいたが。
自分の足で来ると、そのスケールを正しく知れた気がする。
これだけ離れてれば違うよなあ…。

北小松

さっき通過した北小松。
カナカナとひぐらしが鳴いていた。

現在、国道161号線を北上中なのだが、街灯がまったくない。
オマケに歩道はガードレールがなく、すぐ横を大型トラックが抜いていく。
守ってくれるのは白線と月明かりのみだ。

月がこんなにいとおしいのは初めてかもしれない。
この月をみんなもどこかで…。

比良の夕立

ついに降ってきた。
かなりの雨足で道路が川のようになっている。
というか、自分が比良駅を出た直後にこれだ。徒歩の旅はなかなかに思い通りには進まないらしい。
今夜中にどこまで進めるか…。

湖岸から徒歩1分! JR湖西線比良駅

湖西線比良駅で一休み。
湖岸の水泳場まで徒歩1分くらいではなかろうか。
当然泳いでいる人は多い。

また比良山地、写真の駅の向こうから雷鳴が。あっちは5月に登った武奈ヶ岳の方だ。夏の頂上はどんなものだろう。

びわ湖レイクサイド

志賀を過ぎて、びわ湖レイクサイド自転車道を北上中。
やはり昨日から自転車乗りを多く見る。
見るからにレーサー系、派手なコスチュームにヘルメットの人がいれば、荷物満載の旅人らしき人も。
子供を連れた集団、家族など様々。

自動二輪や四輪もそうだがなんで乗り物好きは湖岸に集まるんだろう。
滋賀の場合、電車もあるし乗り物好きの天国かも。

優しいおすそわけ

2Lのペットボトルもからになった昼。
志賀を歩いていると、
「お兄さん、冷たい湧き水があるよー」
と少し遠くからお姉さんの声が。

庭先の湧き水を分けてくれた。
これが冷たく美味しい。
比良山地から流れてきたものだろうか。
14度くらいらしい、とお姉さん。

どこからきたの?
瀬田ってわかりますか?
歩いてきたの!?
この湧き水、口コミで広まっちゃって遠くから汲みにもくるのよ。

ありがたい。
水分的にも補給されたけれど、それ以上に人との会話が元気をくれる。
暑さ、孤独と、しばらく戦えそうだ。

こういった予想外の交流が面白い旅になりそうだ。
沢木耕太郎が深夜特急のコラムで書いていた。
先進国の都市では他からのアプローチが少ない。発展途上の国だと、ハプニングや何かが向こうからやってくる楽しさがある、と。
同じ日本とはいえ、都市部と田舎ではやはりこのあたり違う。
都市では自分の選択いかん、田舎では自分意外の何かと半分くらいはとけあうような、そんな感じだ。

比良山地

比良山地にかかる雲。
こころなしか風が冷たい。雨くるか。