2010年1月31日日曜日

安全守る?瀬田東に防犯カメラ設置

一昨年6月に発生し、何かと世間を騒がせた秋葉原通り魔事件。
秋葉原では、この事件の発生を受けて、防犯カメラを町中に設置するという再発防止を策を取ったそうです。
そして、多くの町でもこれに習い、防犯カメラの設置を行っている所が増えている模様。


今日、その波が、瀬田東にもやってきたようです。
ボランティア団体によるパトロールや見守り活動を補完するためという目的により、
瀬田東学区全域に計25台の防犯カメラが設置されるとのこと。
これは、今年3月より早くも運用を開始する予定となっています。


このカメラの運営にあたり、気になるのはやはり住民のプライバシー。
この点については、「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり条例に基づき策定された
「防犯カメラの運用に関する指針」というものに従い、一定の配慮がなされるそうです
例を挙げると、住宅の出入り口は映さない、事件発生時等緊急時以外には映像を見ない、など。


さて、この防犯カメラ、どれだけの効果があるんでしょうか?
1.カメラの設置を多くの人に意識させることで、犯罪抑止力となる。
2.事件発生時に使用し、現場の状況を知ることで犯罪検挙に繋がる。
大まかに言うと、この二つではないでしょうか。


特に、防犯という意味合いでは1の役割が期待されるのではないかと思います。
実際、これを考慮してダミーの防犯カメラも設置するとかしないとか。
本当に効果があるのか、実際にだれだけの効果があるのかは難しいところではありますが…。

「防犯」カメラという点で言えば、2は「犯」罪を「防」げてはいないような気がしますが、
使用により事件解決を図ることで認知度が高まるため、結果的に1に繋がってくるのかもしれません。


カメラの設置については賛否があるでしょうが、
私は防犯意識が高いというのは町として好まれる要因になると思います。
「監視社会」となるのもならないのも使用法によりけり。
今回設置されるカメラには是非とも精一杯働いて貰いたいところです。


龍谷大学生の交通マナーの悪さも、もしかしたら浮き彫りになるかも…?