2008年3月31日月曜日

D40、購入一年

今日でD40を購入して一年になる。
買ったのは、キタムラ学園通り店。
瀬田新聞社の活動にも、と思い切って一眼レフに手を出した。
それまでは単焦点のコンパクトデジカメ、フジフィルムFinepix1300
気に入ってはいたがズームに不満があり、性能の良いものが欲しいと思っていた矢先だった。

結果、この一年で13000枚ほど。
平均ひと月で1083枚、一日35枚。
そのほとんどが、この滋賀で撮ったものだ。
写真は2007年4月3日の文化ゾーン。

こいつがなかったら、写真撮影係を頼まれることもなく、こうやってブログを書いていることもなかったろう。
写真撮影の世界に巻き込んでしまった人も数知れず。

ひとつの道具が一人の人間に、また周囲の人々に、ここまで影響を与える。
いやはや、カメラってのは恐ろしい道具だ。

あなたもどうです?こちら側へ。


モデル:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:18.0 mm
絞り:F8.0
シャッタースピード:1/250 秒
ISO感度:200

2008年3月27日木曜日

近江の国のメディア

面白い記事があった。
毎日新聞
滋賀に赴任してきてから5年がたったが… /滋賀

滋賀県は、
「地域間のつながりが薄い」が「琵琶湖となると結束が強い」
と、記事にはある。

地域間のつながりが薄い、というのは、まだ自分には実感はないが…。
たしかに対岸に行くのは大変で、南北問題ではないが、地域間の格差はありそうである。

琵琶湖を媒介とした結束力は、高い。
新聞社アルバイトで知り合った地元大学生が、大津市長選のおり、
「良くも悪くも、琵琶湖中心なんだよね」
と話していたのを思い出す。

嘉田知事はこの媒介者としての琵琶湖について注目し、「びわ湖を語る50章」という本でも書いていた。
現在の知事の方針を見ても、軸には琵琶湖がある。
女性であるし、マザーレイク琵琶湖とイメージが重なる。
写真の竹生島にも、女神の弁財天がいるし。
媒介者として人をまとめる意味では、神様や宗教も同じものなのかもしれない。

「全国で唯一滋賀に日刊の県紙がないのは、琵琶湖という老舗地域メディアがあるからだ」
と、妄想してみるが、どうだろうか。

常識を、破れ


甲子園で、北大津高校が横浜高校を破る快挙。滋賀県の高校野球ファンには北大津高校の入ったブロックを見て、「こりゃ無理かな」と思った人も多いだろうが、一回戦東北高校戦についでの番狂わせである。しかも試合内容は完璧だった。
3回戦では北信越の王者、長野日大と対戦。相手は強いが、がんばって欲しい。

2008年3月26日水曜日

「ナイスタウン」










米民主党大統領候補を争うオバマ氏。
そこで福井県小浜市に行ってみた。
おお、たしかにオバマ氏の影響?が彼方此方に…。

「オバマ氏を勝手に応援する会」「ちりとてちん」でも最近名前が挙がっている小浜市。
真ん中の写真は、パチンコ店「パチンコ大統領」の電光掲示板。
宣伝にもオバマ氏絡みの文句が使われている。
平日の昼間から駐車場がいっぱいで、店内の年齢層は高かった。
うーむ。

「瀬田という名前の人はどんな人が…?」
と、人物情報データベース「WHOPLUS」でひいてみた。
幾人か挙がったのだが、「瀬田貞二」という人物がわかりやすい。

瀬田貞二(1916~1979)
児童文学者
「きょうはなんのひ?」など有名な作品がある。
「ブレーメンのおんがくたい」「指輪物語(ロードオブザリング)」「ナルニア国ものがたり」
などの翻訳を手がけている。

ロードオブザリングは映画で見たことがある。
別に滋賀県出身の人物というわけでもなさそうだが、瀬田エクスプレスということで勝手に感謝してみてもいいだろう。

2008年3月25日火曜日

紙様お願い

紙が大変である。
材料、燃料の価格高騰により値上げが続く。

NIKKEI NET(日経ネット)
製紙大手、印刷用紙再値上げへ・大王、5月に15%以上
25日の産経EX3面にも、「大王製紙値上げ、他社も検討」の見出しが躍る。
大王製紙は、古紙100%の紙を生産することも発表した。
これまで作っていたのは、表示100%実質40%とのこと。

再生紙偽装問題、悪いのは誰?
製紙業界では常態化していた再生割合偽装。
この問題で悪いのは誰だろうか。
再生割合を偽装した製紙会社か。
再生割合にばかり気をとられた消費者か。

しかし、錦の御旗のこの古紙100%再生紙。
リサイクルに手間がかかり、逆に環境に悪影響を与えるという意見もある。
グリーン購入法で官公庁では再生割合100%の紙が使われる。
上の大王製紙が作る再生割合100%、主にお役所で使われるそうである。

ちなみに、20年ほど前、某コピー機器メーカーがお役所に入れていた用紙。
「お役所でそんな良い紙を使うのはけしからん!質の悪い紙を使え」
という批判うけたらしい。
そのときには、その「質の悪い紙」はもう生産していなかった。
批判をかわすためにメーカーは、なんと良質な白い紙にわざと黄色い着色をした。
なんとも、ペラペラな話だ。

「最近の偽装?20年前から何も変わっていないし、またか、という感じだ」
今、印刷の世界にいる方から聞いた話である。

瀬田にも及ぶ、紙問題
実は、瀬田にもこの偽装問題は影響を与えていた。
1月下旬あたり、龍谷大学瀬田パソコン実習室の用紙が、良質な白い紙に変わった。
以前のクリームがかった再生紙が入ってこなくなってしまったのだ。
ご多分に漏れず、偽装再生紙だったようだ。

さらに、4月からは学生ひとりあたりの紙の年間使用枚数が増える。
これまで:300枚
4月から:400枚

さあ、紙の値段は上がる。
一定以上の再生割合はかえって逆効果。
使用量が増えるのは嬉しいが、ペーパーレス社会はどこへやら?

なんとも信頼の置けない、紙頼み社会だ。

2008年3月24日月曜日

龍大入試出題ミス

龍谷大学の入試で出題ミスがあった模様。
追加合格者には、とりあえず早咲きの桜でおめでとうを。

龍谷大学
龍谷大学一般入学試験A日程における出題ミスに伴う追加合格について
asahi.com
龍谷大入試出題ミス、91人を追加合格に

春からの大学生は、この時期部屋を探したり、新生活の準備で金銭、心身ともに大変だ。
今から部屋を探すのは、なかなかに困難なはずである。
自分の場合2月下旬に部屋探しに来たが、すでに部屋はかなり埋まっていたのを覚えている。
大丈夫だろうか。

上記朝日の記事によると他大学への入学金を支払った人には補填があるという。

桜(一里山公園にて)
モデル:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離: 55.0 mm
絞り:F5.6
シャッタースピード: 1/40 秒
ISO感度:200
マルミMCマクロ+10使用

2008年3月23日日曜日

地域づくりって何だろう?

22日、現代GP採択プロジェクト大津エンパワねっとのフォーラムが開催された。
その名も「地域づくりって何だろう?」。
部屋は満員で、100人弱と言ったところだろうか。
写真は、昔の学園通りのスライドを解説されている瀬田東住民の高橋さん。

一番印象に残った話が、ゲストでタウン誌を作られている南野さんのお話。
「ひとり住まいのお年寄りは新聞を取るの。前日の新聞が残っていたら、何かあったって、配達員の人にわかるでしょう?新聞が社会との接点なの。中には集金中にご飯をごちそうになって、なかなか戻ってこない人もいるようよ」
昔、自分も配達をしていたこともあり、この話はよくわかる。
配達先でよくお年寄りに話しかけられたり、和菓子をいただいたものだった。
そのたびに、嬉しいような、どこか寂しい気持ちになったのを覚えている。

また、まちおこしボランティアなどの直接的な見返りを求めないような団体の運営にまつわる話も興味深い。
「良い加減」でやることが重要だという。
あまり最初からこだわりすぎると、継続しにくいという話だった。
納得だ。やるもやらぬもメンバーの自由なのだから。
そこから自己と周囲への良い厳しさを共有できたら理想だと、個人的には思う。

終了後、プロジェクトを知る3回生の女の子は、今日の話を聞いて「参加してみたい」と言っていた。
ある男子学生からは「地域の人、大学の先生は話してたけど、学生の話も聞いてみたい」という意見もあった。
確かに。学生は主に聞く側であったり、ボランティアで撮影を担当していたりする。
今後、学生の主体的な動きも求められるのではないだろうか。

瀬田キャンパスに点字ブロック付く

現在、瀬田キャンパスで点字ブロックの設置作業が行われている。
主に建物への曲がり角にあるようだ。
少々、見た目で周囲との調和はとれていないが、一歩使いやすくなったのかもしれない。
実はバリアフリーでは評価の高いらしいうちの大学。

この調子でいくつかの使いにくい扉も改善して欲しい。
鉄扉で内から見えず、車椅子の人などが入りにくい扉があったりする。

追記:
「アーガス16」という電子の目も開発中で、失明した人に移植し明暗がわかるところまできているということだ。
機械の目が安く普及したら、点字ブロックが役目を終える日も来るのかもしれない。

2008年3月22日土曜日

桜はもう、咲いている!


ショック!!なんと桜が満開である。ここは、一里山公園。学園通りの東、国道一号線と京滋バイパスの間にある少し大きい目の公園に、菜の花と桜が競うように咲いている。青空とのコントラストが美しい。
この桜はハツミヨザクラ(初御世櫻)といって、ソメイヨシノよりも早咲き。三井寺近くの長等公園のものをさし木していると、地元の方に教えて頂いた。
しかし明日から雨で、桜が散ってしまうのが、とても残念である。桜が本当に美しいのはたった一瞬だけ。この写真は、それを写しとめることができたのだろうか。
canon eos 30d EFS17-85IS USM
17m ISO100 f10 1/80sec PLフィルター使用。

2008年3月21日金曜日

撮り方、撮られ方。


今日、お昼の某TV番組を見ていたら、失敗写真の防ぎ方なる講義をしていた。
失敗写真の多くは
①手振れ
②ピンボケ
③露出ミス
に分類されるのだが、このうちの手振れの防ぎ方について、「シャッター半押し」と解説した所でチャンネルを変えた。まあ、初心者対象なんだろう。
世の中コレだけデジカメが普及しても、いまだ半押しを知らない人も多いし、ましてやフォーカスロック、露出補正なんて聞いたことのない人がほとんどではないだろうか。コレを知っているだけで、失敗写真の多くは防げる。ただし、失敗を防ぐだけではいい写真は撮れない。
いい写真を撮るためには、場所を知っていることが大事だと思う。この鶏鳴の滝は落差こそ小さいものの、近くまで寄れ、迫力が出せる。僕のお気に入りの場所だ。
canon eos 30d EF24m/2.8
ISO100 f10 1/4sec PLフィルター使用
瀬田にもいい場所はたくさんある。それを探し、伝えるのが僕らの仕事だ。

2008年3月20日木曜日

ゆるキャラ「おおつ光ルくん」

源氏物語千年紀関連のイベントが始まっている。

19日の産経エクスプレスでも記事になっていたが、18日、石山でパレードが行われたようだ。
撮りに行けなかったのが残念である。

MSN産経ニュース
源氏物語千年紀、大津で開幕 紫式部、光源氏も登場

記事の写真にゆるキャラがいる。
「おおつ光ルくん」という新たなキャラらしい。
最近、他でもお盛んなゆるキャラ、マスコットキャラ。
滋賀にも「カワイイ」が広まっている。

写真は、石山寺の紫式部像。
ヒガンザクラをバックに何を思う。

モデル:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:18.0 mm
絞り: F5.6
シャッタースピード:1/320 秒
ISO感度:800

2008年3月19日水曜日

滋賀刑務所、報道続く2

先日取り上げた滋賀刑務所の報道。さらに続く。
今回は受刑者が看守に暴行、ということだ。
3月で3件目の事件報道。
これくらいは日常茶飯事で珍しいことではないのか。
それともたまたま続いているだけなのか。

滋賀刑務所について検索してみた。
施設のご案内(滋賀刑務所)
リンク先で受刑者が刑務作業で作った商品を買うこともできるようになっているようだ。
滋賀刑務所の商品は、コチラ
トップページ「刑務作業のご案内」には
「収容人数の増加により作業量の確保に苦慮している」
とある。

引き続きニュースをチェックしていくことにする。

参照:
MSN産経ニュース
受刑者が職員殴る 滋賀刑務所
大津市歴史博物館
滋賀刑務所 大津の古写真

モデル:NIKON D40
使用レンズ: 55.0mm - 200.0mm (F4.0 - 5.6)
焦点距離:200.0 mm
絞り:F5.6
シャッタースピード:1/800 秒
ISO感度:200
トリミング加工

2008年3月18日火曜日

ショッピングセンター開業近付く











写真は、瀬田に建設中のフォレオ大津一里山(仮称)。

今年の後半、瀬田近辺には2つのショッピングセンターのオープンがひかえている。
学生の生活にも、大きな影響を与えそうだ。
買い物もそうだが、アルバイトなど雇用の面でも変化が出るのでは。

仮称「イオンモール草津」
2008年冬開業予定。
駐車場自動車4300台分。
湖岸に建設中の大型ショッピングセンター。サティが核となる。
映画館なども入り、200店舗の専門店。
そのうち3分の1は滋賀県内など地元から出展を募る、と京都新聞の記事にはある。
イオンモールサイトでは、オープンによって2000人の雇用が生まれる、とアピール。

仮称「フォレオ大津一里山
大和ハウス。同時に住宅街も建設中。
2008年秋開業予定。
駐車場自動車1600台分。
龍谷大学瀬田キャンパスのふもとに建設中。
サイトの説明には、瀬田がベッドタウンであることと学生の町であることが書かれている。
学生もターゲットのうちのようだ。
個人的には瀬田と大学を結ぶ「学園通り」の交通量増加が心配なところ。

ふたつの詳細を見てみるとターゲットのエリアが重なっており、オープン予定時期もほぼ同時。
学生のアルバイト先や遊び場はできるかもしれないが、地元商店には苦しいところでは。
さて、どうなる。


参照:
イオンモール
フォレオ大津一里山
京都新聞電子版
京滋最大の店舗面積に イオンモール草津計画概要

2008年3月16日日曜日

登頂!三上山

以前から気になっていた三上山に登ってみた。
写真は、頂上からの展望。
奥に琵琶湖と湖西の山が見える。
だいぶ黄砂でかすんでいた。

参照:
黄砂~環境省黄砂飛来情報(ライダー黄砂観測データ提供ページ)

モデル:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:18.0 mm
絞り:F16.0
シャッタースピード:1/200 秒
ISO感度:200

2008年3月15日土曜日

神は細部に宿る





















宇宙の中の、銀河系の、太陽系の、地球の、日本の、滋賀の、大津の、石山寺の花たち。
自然の造形というのは、やはりどこも丸みを帯びている。
これだけ四角い人工物が多い世界。
宇宙に出るか、細部に注目するかしないと、四角いものが視界に入ってしまう。

マルミMCマクロ+10。
D40キットレンズに取り付けて近接撮影。
モニタでじっくり見ると、肉眼では気がつかない新しい発見がある。

モデル:D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
ISO感度:800
マルミMCマクロ+10使用

青空、戻る


ここ最近、黄砂の影響で、快晴でも空が霞んでいたのだが、昨日の雨で空気が綺麗になったのか、今日の午後からはすばらしい青空となった。


実は木曜日、来るべき桜のシーズンに備え、カメラのセンサークリーニングを依頼したのだが、その日の内の完了は難しいとのことで、今朝の配送になった。

センサーも綺麗になったので、これからも美しい滋賀の風景を撮っていきます。

2008年3月14日金曜日

目白押し



















同じく石山寺にて。
目白のつがいが仲良くヒガンザクラの蜜を吸っていた。
ここにも春が…。
去年の今頃は、まだ寒く、雪も降っていた。
ちょうどひこにゃんが話題になった頃、たしか去年13日に彦根へ行ったのだが、しっかりと雪は残っていた。

しかし悔しい。
こんなときに限って、望遠レンズを、持って、いない!
就職活動用のカバンに入れるには、D40とキットレンズくらいが限界だ。
本来、そんなもの持って行くべきではないのかもしれない。
が、このように思わぬシャッターチャンスに出会うので。
どうしても手放せない。
否、手放してたまるかー。


モデル:D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:55.0 mm
絞り:F5.6
ISO感度:800
全てトリミング加工

卒業式

今日は瀬田キャンパスで卒業式。
卒業生の方、おめでとうございます。

画像は、石山寺の梅の花。
ニュースにもあったが、五部咲きと言ったところ。
花は雨露に濡れて瑞々しく、柔らかな香りが色を添える。

梅は百花の魁。
これから歩む先の道、たくさん花開きますように。





モデル:D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:55.0 mm
絞り:F5.6
シャッタースピード:1/160 秒
ISO感度:800
マルミMCマクロ+10使用

2008年3月11日火曜日

近江八景「瀬田の夕照」
















近江八景の一「瀬田の夕照」。
近いこともあり、天気の良い日、綺麗に空が赤い日には立ち寄っている。
より美しい「瀬田の夕照」をおさめたい。

橋の欄干の上に鎮座する不思議な物体、擬宝珠(ぎぼし)。
辞書でひくと、これはネギの花の形ということだ。
橋の架け替え時に古いものをそのままに残しているらしい。
よく見ると年号などの文字が書かれているので、見てみても面白いだろう。

2008年3月10日月曜日

マザー・レイク


大津港から撮った近江大橋方面。キラキラと太陽が眩しい。琵琶湖プリンスホテルや、近江富士も見えている。
canon eos 30d EFS17-85IS usm
17m iso100 f10 1/200sec PLフィルター使用

2008年3月8日土曜日

滋賀刑務所、報道続く

石山にある滋賀刑務所に関する報道が続いている。

毎日新聞
暴行:男受刑者性、容疑で書類送検 滋賀刑務所内で今年2件目の事件 /滋賀
朝日新聞
男性受刑者が首つり自殺 滋賀刑務所

実は去年暮れ、ゼミでこの滋賀刑務所へ見学に行ったばかりである。

そのときもらったしおりによると、
敷地面積:61,202平方メートル
建物面積:9,387平方メートル
収容定員:706人
はじまり:1645年、徳川家光の時代にできた牢獄
収容されている囚人:26歳以上の男子。
「執行刑期8年未満の犯罪傾向の進んでいない受刑者(A級)を収容しています」
とある。

この段落は、メモ帳にとった走り書きから。
見学の時点では、滋賀刑務所は820人収容。
収容率110%とのこと。この数値は全国の刑務所の平均と同程度。
収容者の平均年齢は41歳で、最高は80歳くらい。刑期の平均は3年4ヶ月。
6~7人部屋に11人収容するなど、苦しい状況。
2002年あたりに4万8000人だった全国の収容人数が、2006年4月には8万人にまで増加している。
刑務所内の喧嘩が増えており、刑務所内の生活を続けるためにわざといざこざを起こすものもいるという。
おまけに、刑務官の数は減少傾向で、一人の刑務官は60~100人の受刑者をみているという話だった。

このように、日本の刑務所の状況は厳しい。
1人の受刑者にかかる税金は、月30万円。
見合う更正、作業は課している、とのことだった。
刑務官の仕事も、友人からの又聞きではあるが、まさに激務とのことだ。
今回の報道のように、受刑者の自殺もあるらしい。
また、出所しても社会に居場所を見つけることができず、犯罪を犯して戻ってくる事例もある。

上の写真は、南郷の旧瀬田川洗堰。
以前も書いたが、瀬田川洗堰の建設作業には滋賀刑務所の受刑者も関わっていた。
大学生は直接的には知ることが少ないであろうが、間接的には関わっている。

直接何ができるというわけでもないかもしれないが、書き残しておく。

第53回びわ湖開き


3月8日、浜大津の大津港にて、第53回びわ湖開きが行われた。びわ湖に春の訪れを告げる、恒例行事だ。湖上安全の祈念、環境保全などが訴えられた。
canon eos30d EFS17-85IS usm
17m ISO100 f10 125/1sec PLフィルター使用。
ピクチャースタイル:エメラルド、現像時+1補正
デジタル一眼レフ持っている人、増えたなぁ。

2008年3月7日金曜日

滋賀県立近代美術館


龍谷大学近くの滋賀県立近代美術館にて、ウイリアム・メレル・ヴォーリズ展が開催されている。期間は3月30日まで。
平日の昼間だが、かなりの数の人が訪れており、大学生らしき人もチラホラ。中の展示はヴォーリズが建築した建物の写真や模型、設計図等。ビデオの上映もある。

唐橋の近くの洋館で、ウイリアム・メレル・ヴォーリズという人の存在をはじめて知った。関西学院大学や同志社大学などの設計、建築を手がけ、近江八幡名誉市民第一号にもなっている。滋賀との関わりはかなり深そうで、近江八幡へ行った際には記念館も訪ねてみたい。JR近江八幡駅もヴォーリズの設計みたいだ。

写真は文化ゾーンの池の畔から。こちらの紅梅はもう7分咲き、白梅は5分咲きといったところで、白梅にはメジロが蜜を吸いに集まっていた。こういうときに限って、一眼レフを持ってないのだから困ったものだ。

2008年3月6日木曜日

春間近


再び寿長生の郷から。この鳥はヤマガラ。非常にかわいらしい鳥だ。
今日はメジロがツバキの花の蜜を吸っている所を撮影する寸前で、ちかくにいたオバサン軍団のバカ笑いにメジロが驚いたため逃がしてしまった。もう少し早くピントが合えばよかったのだが、何分廉価ズームのためAF性能はよろしくない。USM仕様でないので、鳥を撮る時は音も気になる・・・。鳥を撮るのも大変である。
寿長生の郷の梅はまだ2分~3分咲きといったところで、見ごろにはあと1週間程かかりそうだ。
メジロへのリベンジはその時にしよう。

2008年3月5日水曜日

見慣れた街も、歩くと変わる。


3月5日、朝は雪も舞った瀬田だが、昼からは天気も回復したので、ぶらり散歩に出掛けた。

瀬田唐橋と建部大社の間にある、洋風の建物。現在は廃業された、診療所だそうな。ヴォーリズ建築の1つらしい。

この場所は頻繁に通るのだが、この建築物には気付いていなかった。カメラを持って歩くと、必ず新しい発見がある。

その近くにある老舗の和菓子屋、角安本舗でいちご餅ときんかん餅を、辻末製菓舗ではたにし飴を買ってみた。どれもおいしいが、特にいちご餅は絶品なので、ぜひ食べてみて欲しい。

2008年3月4日火曜日

As time gose by

年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず

花は毎年同じように咲くけれど、それを見る人は変わっていく。
という意味の漢詩。

春になると、この詩を見る機会が増える。
先日、産経エクスプレスでも「きょうの言葉」で取り上げられていた。
(ネットでも同じものがある)
岩波書店サイトの「きょうの名言」でも今日3月4日、掲載された。
自分がこの詩を知ったのは、浦沢直樹作のマスターキートンという漫画である。
主人公の父親で動物学者の好々爺が、縁側で愛犬に向かってポツリと呟く。

この言葉をありのままに写し出してしまうのが、写真である。
花は、まあ毎年こんな感じだろう。
上の写真は去年春に瀬田の文化ゾーンで撮ったものである。
が、写真に写った人を見ると、1年であってもその変化の大きいことに驚く。

時の過ぎ行くままに。
ちょっと切ない、中国の詩。

2008年3月3日月曜日

瀬田と大学生と

1500ヒット御礼!
硬軟織り交ぜたネタでこれからもやっていきます。
新入生も見てくれてるかな、と期待。

現れた挑戦者
先日、この瀬田EXを見て興味を持った大学生と、実際に会って話をすることができた。
自分は、こんなオフ会のようなものは初めてなのだが、なかなか面白い体験だった。

その大学生、shu-ji、そして自分の3人で、ジンギスカンを食したあとしばし話す。
テーマは瀬田と大学生の関係。

「瀬田、滋賀のことって、実際はあまり知らない」
「もっとたまれる、話せる場所が欲しいよ」
「集まれる場所が無いから、熱い話をしにくい」
「もうちょっと瀬田の人と関わりたいな」
「でも嫌われてるんじゃない?」
「そうかな?」
「学生マンション建設反対の看板とかあるね」
「生活リズムが違うから住み分けた方がよくね?」
「小学校とかもあるし。交通マナーの問題だってある」
「でも、諦めたくない」
「隣に住んでる人すら知らないんじゃねえ…」
「現代の家族構成や学生ワンルームな生活スタイルから言って、地域でのそういう付き合い方は難しいかもしれない」
「寝るだけ?来るだけ?通るだけ?」
「4年間、素通りは、寂しいなあ」

こんな具合だった。

1989年にできた瀬田キャンパス。来年で20年。
学生以外の新規住民も増加、施設の建設も進む中、新たな問題が出てくるかもしれない。
これからが正念場だ。

京都新聞電子版
滋賀、全国3位に躍進 人口あたりの大学生数

大津の夜

浜大津のびわ湖花噴水を、びわ湖ホールのすぐ近くから狙ってみた。西大津の夜景と比叡山をバックに花噴水が撮れる。噴水は形を変えながら続くので、いい形になるまで待とう、ホトトギス。

canon eos 30d EFS55-250IS
171m ISO100 f8 2.0sec












こちらは対岸の矢橋帰帆島から撮った大津の夜景。長時間露光による水面の揺らめきが美しい。肉眼では見えない、写真ならではの美しさである。

canon eos 30d EFS55-250IS
116m ISO100 f5.6 30sec

2008年3月2日日曜日

新名神 土山サービスエリア























2008年2月23日、新名神高速道路開通。
草津田上~亀山を結ぶ、約50キロ。
名神や国道一号線に何かあったときの代替道路にもなる。
本当ならこの先、神戸まで行くはずらしいのだが、大津~高槻間は見直しとなった。

新名神現在唯一のSA、土山サービスエリア
土山ハイウェイサービス株式会社。
会社概要を見ると甲賀市や、JA、森林組合、西部グループが株主。
第三セクター。

中で売られているものは滋賀にまつわるものが。
上の牛丼の肉は近江牛、らしい。
お値段1100円と一般的なものと比べ、正直かなり高い。
肉は柔らかくていいと思うのだが、もう少し安いと嬉しい。
湯飲みは焼き物。これは信楽焼きだろうか。口当たりは好みだ。
サービスエリア内には、コンビニの他、御土産屋もあり、
信楽焼きの食器やたぬきも売っている。
上のたぬきは32万円くらい。

2008年3月1日土曜日

青い鳥

身近な幸せには、なかなか気がつかない。

ルリビタキ(オス)Tarsiger cyanurus

モデル:D40(トリミング)
使用レンズ:55mm - 200mm

ミ ・l> 鳥撮り<l・ 彡

以前の記事で取り上げた寿長生の里(すないのさと)に、再び行ってきた。今度は望遠レンズを持って。
注意深く観察すると、実に様々な鳥がいる。とはいえ小鳥は警戒心が強く、近づくと逃げてしまうため、僕の手持ちのレンズEFS55-250ISでは足りないこともあった。鳥を撮る人は500mが標準らしいが、さすがにそこまでの財力はない。オリンパスなら安くシステムが組めそうだが・・・。実際、機材オタクの僕としてはオリンパスE-3の防塵防滴、ゴミ取り昨日やAF、フォーサーズ規格の望遠システムの安さなど、惹かれる部分も多いのだが・・・。
とは言えカメラを操るのは人。いかにカメラが良くてもやはり腕がよくなければいい写真は絶対撮れない。じっさい自分の使っているEOS30Dも使いやすくていいカメラだと思う。(動体撮影時のAFに不満はあるが)。
参考までに撮れた野鳥の写真をアップしておく。全てEOS30D ISO400 250m絞りF7.1で撮影し、トリミングしてある。
この鳥はウソ。喉が赤い。
これはルリビタキ♀。♂も撮ったのだが、あまりに小さすぎた(遠すぎた)。
雄はキレイなルリ色をしているので、またいいのが撮れたら載せたい。
シジュウカラ。どうやら♂らしい。偶然梅の木に止まっていた。
寿長生の里には様々な野鳥がいて、職員さんの話によればカワセミもいるらしい。5月頃になれば小鳥もヒナが生まれ、渡ってくる鳥たちも姿を見せるだろう。しばらく通うことになりそうだ。とりあえずは梅とメジロを同時にフレーミングしたい。
参考URL:http://www.yachoo.org/ オンライン野鳥図鑑