2008年3月4日火曜日

As time gose by

年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず

花は毎年同じように咲くけれど、それを見る人は変わっていく。
という意味の漢詩。

春になると、この詩を見る機会が増える。
先日、産経エクスプレスでも「きょうの言葉」で取り上げられていた。
(ネットでも同じものがある)
岩波書店サイトの「きょうの名言」でも今日3月4日、掲載された。
自分がこの詩を知ったのは、浦沢直樹作のマスターキートンという漫画である。
主人公の父親で動物学者の好々爺が、縁側で愛犬に向かってポツリと呟く。

この言葉をありのままに写し出してしまうのが、写真である。
花は、まあ毎年こんな感じだろう。
上の写真は去年春に瀬田の文化ゾーンで撮ったものである。
が、写真に写った人を見ると、1年であってもその変化の大きいことに驚く。

時の過ぎ行くままに。
ちょっと切ない、中国の詩。

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