2008年8月31日日曜日

この道わが旅7 やや良、近江米


●徒歩!琵琶湖一周の旅 2日目(8/14)

大津市北部。
比良山地のふもと。
来月には黄金色に輝くであろう、田んぼ。

やや良、近江米
今年の米は、豊作の向きらしい。
8/28に農水省が発表した作柄概況によると、米などを早く作る地方19道県の作柄が、12道県で「やや良」だったということだ。
その中に滋賀県も入っている。
嬉しいことであるはずなのだが、豊作によって米の値が下がることも懸念されているようだ。

もっとも、ここ一週間の悪天候でどうなっているかはわからないが…。

春に伊吹山へ行った際、ふもとで田植えをしていたトラクターおじさん、手で稲を植えていたおばあさん、通りかかったSL北びわこ号に喜ぶ孫娘らしい女の子の姿が思い出された。


農政ニュース/JACOM
早場地帯12道県で「やや良」の見込み-平成20年産米水稲の作柄概況 (8月15日現在)
毎日jp
早場米:ハナエチゼンの稲刈り--高島 /滋賀

小さい秋みーつけた

8月下旬の瀬田は、天候の良くない日が続いた。最高気温は30度ほどで、クーラーの要らない日々。今日は予報とは裏腹に、昼前から空は快晴に。久しぶりに素晴らしい青空が見えた。

瀬田は、一号線沿いを一歩曲がれば、ご覧の通り田園風景が広がっている。高い雲と、大きくなった稲穂に秋を感じた。

canon powershot G7
7.4m ISO80 F5.6 1/320sec

2008年8月30日土曜日

この道わが旅6 月はいつも


●徒歩!琵琶湖一周の旅 1日目(8/13)

またまた、なぎさ公園。

徒歩!琵琶湖一周の旅をしていた13日から20日までの間。
月はいつも、夜空にあった。
たしか、満月は17日。
ちょうど満月をはさんだ形だった。


月はいつも
道中見守り続けてくれた月。

意図せずなのだが、月明かりには相当助けられた。
見渡す限りの田んぼを突っ切る、街灯がない農道。
暗く、夜も交通量の多い、心細い山の国道。
これらを深夜に歩くことが何度かあったからだ。
月明かりというのは思ったよりも強く、頼りになる。

低い山にかかる夜霧が、月光に白く浮かんですーっと流れる様は、はじめて見る幻想的な光景。
現代の不夜城な都市ではとてもお目にかかれないだろう。

出発前、お別れした中国人留学生。
以前に、月について話したことを覚えていてくれたのか、中国の月を模したお菓子「月餅」を、送別会に持ってきてくれた。
どうやら、その御加護があったのか。


あまり夜遅く出歩くのはよした方がいいとは思うが、旅に出るときは月のある光景を期待して、月齢を合わせてみるのもいいかもしれない。
月夜の琵琶湖は、それはそれは美しかった。


カメラ:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:23.0 mm
絞り:F8.0
シャッタースピード:1/30 秒
ISO感度:800
ピクチャーコントロール:D2XMODE2

2008年8月29日金曜日

この道わが旅5 歩いていいとも!


●徒歩!琵琶湖一周の旅 1日目(8/13)

なぎさ公園。
びわ湖ホール近くの琵琶湖文化館。
このあたりの朝夕は素敵な表情を見せてくれる。
このとき、若いお母さんが、トコトコかける小さなお嬢ちゃんを携帯電話のカメラで撮っていたのを覚えている。


歩いていいとも!
引き続き、琵琶湖を徒歩で一周した人たち。
他には、東洋紡のサイトの社員紹介で、それらしき人物を見つけた。

東洋紡績株式会社 採用情報|OB&OG WEBショッキング
http://www.toyobo.co.jp/shushoku/shocking/wa/190.htm

笑っていいとも!風の就職活動者向けの社員紹介のようだ。
エピソード欄の

「琵琶湖一周しました。」

に、タモリ風の人物が

「まさか徒歩か!?」

と突っ込んでいるので、きっとそうなのだろう。


8月、ほとんどいなかった瀬田に戻ってから、大学の関係者に会うことも増えてきた。
滋賀出身の先輩や後輩にも会うのだが、徒歩で琵琶湖を一周した人は知らないという。

こうやって誰もが見れる場所、インターネットに情報が残っていることに有り難味を覚える。
この自分の記録も、いずれ誰かを触発して新たな挑戦者を生むことになるかもしれない。


カメラ:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:30.0 mm
絞り:F8.0
シャッタースピード:1/800 秒
ISO感度:200
ピクチャーコントロール:風景

2008年8月28日木曜日

この道わが旅4 写真と人工衛星


●徒歩!琵琶湖一周の旅 1日目(8/13)

大津プリンスホテル。
平たい建物が多い滋賀にあって、一際目立つ塔。
壁面に映りこんでいる風景が移りかわる様は、それそのものがディスプレイのような。
人工衛星の太陽電池パネルのようにも見える。


写真とGPS機能
以前にも書いたが、この旅の前に携帯電話を新調していた。
DoCoMo、SO906i。
最近の携帯にはGPS機能がつくものが増えているらしいのだが、これもそのひとつ。
普通にナビに使えるのだが、携帯電話のカメラで撮った写真データにGPSからとった緯度経度情報を埋め込むこともできる
あとで写真をどこで撮ったか簡単にわかるのだ。

Googleのウェブアルバムサービス「Picasa」は、アップされた画像の位置情報を読み込み、自動的にマップに配置してくれる。
こんな風に
デジカメや携帯電話にGPS機能がついている人は、試してみたら面白いと思う。


ただし、家で撮った写真を不用意にネットにアップすると、住所が公開されてしまう可能性があるので、その点はご用心。
見た目普通の画像でも、埋め込まれた位置情報は簡単に見えるので、そういったときはカメラ撮影の設定からGPSとの連携を切るか、埋め込まれたデータ(EXIFという)を消すのがいいだろう。


増えるGPS対応カメラ Nikon D90発表
先日、Nikonの新製品デジタル一眼レフカメラ「D90」が発表された。
中級機の位置づけだが、これまでは上級機のみだったGPS機能のオプションにも対応してきた。

他メーカーにもすでにGPSが使えるデジカメがある。
この流れで位置情報記録が広まると、みんなで写真を撮って地域の地図を写真で満たす…なんてことも手軽に可能になる。
アウトドア派には嬉しいだろうし、新しい地域史の記録にも使えそうだ。


Picasa→Googleマップへのインポート
Picasaのマップから、写真とその位置情報をGoogleマップで作った瀬田エクスプレスマップにもインポートしてみた。

方法:
  1. Picasaにログインし、自分のアルバム内のマップを表示させる。
  2. 「Google Earth で表示 」というリンクをクリック。
  3. 拡張子KMLのファイルをダウンロード。
  4. Googleマップの編集画面で、「インポート」を選択し、ダウンしたKMLファイルをアップする。

「Picasa→Googleマップ」以外にも、「Googleマップ→Googleマップ」というデータの移行もできる。
写真だけでなく、ポイントや線などのデータもKMLファイルで一緒に移行できるので、地図をまとめたい場合にもオススメだ。


カメラ:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離: 18.0 mm
絞り:F8.0
シャッタースピード:1/200 秒
ISO感度:200
ピクチャーコントロール:風景

2008年8月27日水曜日

この道わが旅3 「琵琶湖一周の歌」うた 初音ミク


●徒歩!琵琶湖一周の旅 1日目(8/13)


近江大橋西詰めあたり。
この切り取られたワンシーンだけ見ると、とても県庁所在地とは思えない。
撮った本人でも「これドコだっけ???」と思ってしまったくらい。
このあたり、後ろの林も含め公園が続いている。
親子連れが水辺や遊具で遊んでいたり、老夫婦がベンチで休んでいる。
見ている感じだと、どれもこのあたりの人々のようだった。


滋賀とボーカロイドのコラボレーション 『琵琶湖一周の歌』
琵琶湖一周の情報を検索していて、変わったものを見つけたので紹介する。

琵琶湖一周の歌(作:ぶりるさん)
http://piapro.jp/content/zocb3uvvrqnrvrwr

『クリプトン・フューチャー・メディア(株)ホームページ』
『PIAPRO(ピアプロ)|CGM型コンテンツ投稿サイト』より)


ラララーララ ハシルヨドコマデモ
ビワコーイッシュウ ビワコーイッシュウ


ちょっと、癖になる。


「初音ミク」という、女性ボーカロイドに歌わせているこの歌。
ボーカロイドを簡単に説明すると、歌詞とメロディを設定して合成し、歌わせることができるパソコンソフトのことだ。
経済誌にまで取り上げられるほど話題となっていた時期もあり、この手のDTM(デスクトップミュージック)ソフトでは異例の売り上げらしい。


作者のぶりるさんは、上記のサイトに彦根の歌『夜霧のベルロード』も投稿している。
滋賀とボーカロイドの不思議なコラボレーションがあった。


カメラ:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:18.0 mm
絞り:F8.0
シャッタースピード:1/800 秒
ISO感度:200

2008年8月26日火曜日

この道わが旅2 老人と湖


●徒歩!琵琶湖一周の旅 1日目(8/13)

出発して少々。
近江大橋そばのなぎさ公園歩道を進んでいる。
8/13の夕方。
このときすでにたくさんのトンボ飛び交っている。
数日後、秋らしい空気が日本を覆った。


老人と湖

漫歩マンの琵琶湖一周一人旅
http://2.csx.jp/users/mannpomann/index.html
『漫歩マンのホームページ内)

このサイトも、検索でヒットした琵琶湖徒歩一周の中のひとつ。
後半、途切れてはいるものの、ほぼ一度に回っている。
向きは反時計回りなので、自分とは逆方向になる。

宿泊は、宿や実家もあるものの、テント泊がほとんど。
いいなあ。
自分もテントが欲しくなってくる。

驚いたことに、このサイトの管理人さんは昭和16年生まれのオジイサン。
定年退職後に琵琶湖を歩いたそうだ。
生まれは中国の天津で、太平洋戦争が始まってすぐに帰国し、彦根で育ったとプロフィールにある。

琵琶湖を一周歩くという決心もそうだが、その年齢でパソコンを使ってサイト作成してしまうオジイサンの向上心にもビックリである。
そこらの大学生よりPCのことを知っていそうだ。
お年寄り、というにはちょっと失礼か。


カメラ:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:55.0 mm
絞り:F8.0
シャッタースピード:1/640 秒
ISO感度:200
ピクチャーコントロール:風景

2008年8月25日月曜日

似てる?琵琶湖と瀬戸内海


生まれ故郷瀬戸内の風景
広島県東部瀬戸内海側に位置する坂としまなみの始点として有名な町、尾道。その港。
向こうに見える陸地は向島という島だ。

JR尾道駅と瀬戸内海とは、ほんの鼻の先。
海岸線は公園になっており、人々が何があるともなく、集まってきている。

犬の散歩をしているお姉さんたち。
連れ添う老夫婦。
フェリーを待つ高校生の娘さん二人組。
ベンチに座って海を眺めるオジサン。
やんちゃな男子学生たち。
などなど。
瀬戸内海を行き交う船のエンジン音と波の音をバックに、思い思いに過ごしている。

近くに芸術系の学校があるからか、海を向き、画用紙に何かを描いていく素敵なお姉さんたちの姿も、いくつかある。
帰宅のために普通に通り過ぎる人たちもいて、たったいまフェリーの汽笛に急かされて、目の前を走っていくオジサンとオバサン。
無理して気取る風でもなく、生活感と素敵な風景が溶け合っている感じだ。

最近では、この尾道のお隣の港町「鞆」が、映画『崖の上のポニョ』の舞台のモデルとなったことで話題となっている。
なんでも、宮崎駿監督が瀬戸内の「鞆」を気に入って滞在して、モデルになったそうだ。


琵琶湖と瀬戸内海の類似?
自分ことKは徒歩の琵琶湖一周を達成した翌々日から、故郷の広島に帰っていた。
琵琶湖一周の直前にも帰省していたのだが、再び帰りたくなった。

理由は、ふたつ。
琵琶湖一周したら、母が作るうまいご飯をたらふく食べたくなったこと。
それと、出発直前、一緒に水泳に行っていた友人たちの大津市志賀での、

「琵琶湖ってなんか瀬戸内海に似てるよね」

という一言。

志賀で泳いだとき、その場に山陽地方出身が自分以外に3人いた。
泳ぎながら琵琶湖の風景を見るうち、上のような話になったのだった。

実家から尾道は近いし、頻繁に遊びにはきている。
カメラを持ってであったり、二輪車でしまなみを渡ったり。
あらためて琵琶湖を意識してみると、確かに、似ている雰囲気があるような、瀬戸内海。
それは単に見た目だけじゃなく。
今日一日軽く回ってみて、このあたりの人々と水の関わり方というか、「近さ」がどうにも似ている気がするのだった。


カメラ:D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:18 mm
絞り:F8.0
シャッタースピード:1/1000 秒
ISO感度:200

2008年8月24日日曜日

この道わが旅1 三勇士


●徒歩!琵琶湖一周の旅 1日目(8/13)


始点の瀬田の唐橋。13日午後。
17日開かれた船幸祭のための装いをしている。

徒歩での琵琶湖一周を達成した翌日。
shu-jiの記事にもあるが、瀬田エクスプレスの1日の最大ヒット数103件をマーク。
体をはったかいがあったというものか。

さすがに瞬間風速を持続するのは難しいらしいが、焦らない焦らない。
しばらくはゆったりと、相棒のニコンD40で撮った写真と一緒に、このまま道なりに、琵琶湖一周を振り返ってみたいと思う。

琵琶湖徒歩一周の先人達
琵琶湖を歩いて回る。しかも一度に。
達成した人、挑戦した人はどのくらいいるのだろうか。
周囲に聞いてみても
「聞いたことがない」
「自転車でやった人なら結構知ってるけど」
という反応ばかり。

先に達成した人はどんな人たちだったのか。
どんな思いで挑戦し、どんな体験をしてきたのか。
知りたい。
話がしてみたい。

「琵琶湖」「一周」「徒歩」「歩いて」…。
などのキーワードでGoogleで検索をしてみる。
分割して歩く人はいて、そういったツアーはあるものの、一気に、となるとあまりひっかからない。

ひっかかったものを、いくつか紹介していきたい。
もし
「わたし歩いた人を知っている!」
「俺、歩いたぜ!」
なんて話があったら、ぜひ教えて欲しい。


偉大なる三人の勇士 琵琶湖青春日記
検索に引っかかった中で、一番詳細なものがこれだ。

琵琶湖青春日記
http://www5b.biglobe.ne.jp/~k-hokuto/travel/biwakoyouth.htm
『Station KH77』内)


まさに青春日記。
昭和某年、浜大津から琵琶湖を一周したユースホステル部の大学生三人と、サポートをした筆者のエピソード。
書かれた本人はサポートに徹して歩いていないらしいのだが、それだけに歩ききった「3人の勇士」の姿が輝かしく描かれている。

この三勇士。
バイクによるサポートがあるものの、コンビニもまだ少ないであろう昭和の時代。
三泊四日で歩ききったというのだから、すごいと言わざるをえない。
事前にトレーニングをつんでいたともある。

それ以前にも、何人かの部の先輩達が徒歩での琵琶湖一周に挑戦しているが、途中でリタイアしてしまった、という記述もある。
旅慣れたユースホステル部ですら、徒歩での琵琶湖一周は大変なもののようだ。


普段そんなに歩きもしない運動不足。
何のトレーニングもせずに、無計画に歩き始めた。そんな自分。
ひょっとしたら、結構無茶なことをやっていたのかもしれない。


カメラ:NIKON D40
使用レンズ:18mm - 55mm
焦点距離:34 mm
絞り:F8
シャッタースピード:1/800 秒
ISO感度:200

2008年8月23日土曜日

瀬田キャンパスに珍客


8月8日、瀬田キャンパスに柴犬の老犬がいた。介助犬は見かけたことがあるが、普通の飼い犬は初めてだった。

2008年8月22日金曜日

その時・・・

昨日のアクセスカウンターが100オーバー。最近は平均してアクセスが多い。有難いことです。

8月20日、K記者が雨に見舞われたその時、僕は雨を本屋で凌いでいた。読んでいてた記事は、Photo Shop Lightroom に関するもの。早速体験版をインストールし、そこ効果のほどを試してみた。

素材として用いたのはcanon power shot G7でその日撮った写真。本来はRAWに対応して無い機種だが、裏技でRAWを出すことが出来る。草津市の濡れた田んぼと、雨上がりの空を被写体にした。逆光でカメラには苦しい状況。撮ってだしのJPEGでは空の階調が失われているが、ライトルームの新機能「段階フィルタ」の適用によって見た目に近い感じで現像できた。

段階フィルタはかなり使いやすいので、純正ソフトにも入れて欲しいところだ。

2008年8月21日木曜日

始点終点 瀬田の唐橋

歩いての琵琶湖一周、その出発の日。
瀬田の空から大きな入道雲が見送ってくれた。
瀬田の蒼穹、帝産バスの橙。
この二つの色は、奇跡のような組み合わせだと思う。

琵琶湖一周の終点の写真が、夜であんまりにアッサリ。
せっかくなので始点でもあり終点でもあった、瀬田の唐橋の気に入った写真をアップしておきたい。
shu-jiが撮っていた先日17日の船幸祭の花火といい、画になる橋である。


さて、旅が終わった次の日。
久々のまともな寝床から起床。
足が痛くてしょうがない。
ゴロゴロとPCの前で写真の確認をしたり、片付けなどを進める。

なんだか、出発した日のことが遠い昔のことのように感じてしまう。
たった8日前のことなのに。
これら写真と、足の痛み、日焼け顔が、旅が夢ではなかったと実感させてくれる。


カメラ:D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:38.0 mm
絞り:F8.0
シャッタースピード:1/1250 秒
ISO感度:200
ピクチャーコントロール:風景

2008年8月20日水曜日

琵琶湖一周、踏破!

「琵琶湖はデカかった」

2008年8月20日19時30分。
瀬田エクスプレスKの琵琶湖を一気に歩いて回るプロジェクト『徒歩!琵琶湖一周』は完結した。

ブログを見てくれているみなさん。
応援してくれたみなさん。
情報提供してくれたみなさん。
宿に困ったときに一緒に考えてくれたみなさん。
メールや電話で励ましてくれたみなさん。

そして今回滋賀で出会ったすべての人たち、生き物、その他色々に。

ありがとう。と言いたい。
一人では到底精神的に持たなかったろうと思う。


ここらで一度しめ。
詳しい整理を後日やるつもりなので乞うご期待!!
道のりをマップに出してみたり、写真をその上にのせてみたり。
一眼で撮った写真も。
まだまだ紹介しきれていないサイドストーリーが色々とあったりするのだ。


この体験が自分に、またブログにどんな影響を与えるかはまだわからない。
けれど、楽しんで見てもらえたらば、それが一番嬉しい。
結果的に、身近なものへの興味を生めるからだ。

瀬田の唐橋、目視

わかりにくいかもしれないが、瀬田の唐橋。
アレがゴールだ。

そして大津市へ

ついにこの旅ももうすぐ終わりになる。
足が重いのは疲労からか、それとも旅への名残惜しさからか。

立ち止まって対岸を見渡してみた。
見えるところは全部通っている。
こうして見ると自分でも信じられないが、あの向こうの霞んで見えないところも。

瀬田に戻ってきた。
ちょっと懐かしい気持ち。子供のころ、夏の夕方遊び回って家に帰ってきたときのような。
レガッタや釣りびと、ランニングする人の姿は、なにも変わらない。
いつもの瀬田。

近江大橋

あと少しが遠い!
案の定、あのあと激しい夕立にみまわれ雨宿り。
雨上がりの様子はまたアップしたい。

嵐を呼ぶ男

ただいま帰帆島手間。
前方に稲妻が見える。
瀬田方面だー!!

自分は昔から雨男だったのでこれもまた…。

焼き鳥丼

道の駅草津のレストランの焼き鳥丼。
ごはんは近江米らしい。
みそ汁漬物つきで600円。

これは別の滋賀出身大学院生からの湖岸オススメネタ。
以前、石山のホタルネタを提供してくれた人でもある。

さすが酒豪のチョイス。
酒に合いそうだ。
ちなみにその人は女性であるが…。

徒歩!琵琶湖一周中は禁酒していたので、帰ったら少し飲みたくなった。


別メニューの五穀とろろごはんも気になる。
次は注文してみよう。

しかし、眠い!
眠気が波のように襲ってくる。
不眠はさすがにきつい。
コーヒーを流しこんでしばし仮眠して出ようと思う。

瀬田まで
あと12キロ!!!!!

死のロード!?湖岸

さっき琵琶湖大橋から出発して、今草津の道の駅についた。
琵琶湖博物館の近くだ。

こちらも途中、水分補給できるところがすくない。
ボトルに水は半分あればいい、と出るときに判断したのだが、甘かったようだ。
草津に入る頃には渇きを通りこして汗がでなくなっていた。

やっぱり歩きには向いてないような気がする、湖東で彦根以南の地域は。
道はいいのだが、歩くにしてはスケールが大きすぎる。
休憩の施設も間隔は車に合わせてあるような、そんな。

もう少し、日除けというか、自販機つきの休憩所があってめいいと思う。
のは勝手かもしれないが。

蓮と風車

草津の蓮と風車。

8日分の疲れよ、サヨウナラ!

休憩の最後に守山のみずほの湯で疲れを癒す。
平日の開店から一時間以内にも関わらずおじいちゃんたちが何人かいる。
社交場になっているのか。
飲みものにしろ、風呂にしろ、湖にしろ、水には人を繋ぐ不思議な面がある。

守山の朝は早い

守山の朝は早い。
琵琶湖大橋のたもとにも、今大型ショッピングセンターが建設されている。
数十はいそうな大勢の職人さんが朝礼に参加していた。

また、これから旅に出るのか自転車乗りやバイク乗りもちらほら見える。

先日自転車乗りのオジサンに永原辺りで会ったが、その人も守山出身とか。
一日で北湖を回ると言っていたが無事に帰れたろうか。

琵琶湖大橋到達

ついに琵琶湖大橋の守山側に到達。
写真は近くのひまわり畑。
これで北湖はひとまわりきたことになる。
さあ、あとは草津を越えて瀬田の唐橋をひたすら目指すのみ。

その前にこのあたりで一休み。
昨日の昼から寝ずに40キロほど歩いていたので疲労困憊、満身創痍。
慎重にはやる気持ちを押さえる。

野洲突入

野洲突入。
なんだかオーバーナイトハイクじみてきた。
一年に一度、京都の夜を練り歩くうちの大学のイベントだ。

湖周道路の近江八幡からこっち南側だが、最後にローソンがあったきり、売店も自販機もないような…。
それどころか街灯も皆無に近い。
これは歩くスケールの道ではないようだ。
月夜だからかろうじて道は見えている。
昼は昼で水分補給なしの歩行は相当きつそうである。

まあ深夜にこんなことを試す馬鹿者もなかなかいないだろうけれど…。
これなら素直に国道八号線を行くべきだったかもしれない。
湖岸向こうに見える対岸の明かりが唯一の慰めだ。

と、久々の自販機を発見!!少し休憩を入れよう。

まつすぐな道で

ほんとに道しかなくなってしまった。
寝床になりそうな場所どころか、民家すら。
通るのは荷物を満載したトラックばかり。

おまけに寒い。
近くの気温計には26度とあるが、湖陸風はすでに秋の気配をおびていて、容赦なしに汗をかいた体を冷やしにかかってくる。
このまま寝たら死にそうだ。

あとはうしがえるが低い声でうなっているのみ。
体力も限界に近い。
うーむ。弱った。

2008年8月19日火曜日

能登川を越えて

能登川の水門?
東近江を通り抜け、近江八幡に入る。
あと40キロ程度となった。
とりあえず目標は、明日20日の午後19時、瀬田の唐橋の東詰着としておく。
瀬田の夕照を写真におさめられるように。

でも結構キツそうだなあ…。今夜の寝床を探しつつ南下する。

燃える湖

だいぶ南に下りてきた。
比良山地に沈んだ太陽。
琵琶湖が真っ赤に燃えているようだ。

湖の東側に来てから、浜で泳いでいる人の姿があまり見られない。
水泳場も少ない。
遠浅なのは湖東だったか湖西だったか。
地形も関係あったりするのだろうか。

先日から見ている湖東の人々。
釣りをしている地元民らしきカップル。
犬の散歩をするお姉さん。
子供たちと浜で遊ぶおばあちゃん。
車を止めて缶コーヒーを飲むオジサン。
家族に送信するのか、携帯電話のカメラで湖の夕日を撮っているお父さん。
などなど。
観光で湖に泳ぎに来ているような雰囲気の人はあまり見られない。

東西で、琵琶湖に対する関わり方が違うのだろうか。

あの街に続いてる

ラジオからカントリーロードが流れてくる。
このタイミングで…。
湖岸の道。
あの街に続いてる。

滋賀県立大学

滋賀県立大学。
これは大学院の先輩オススメ。
ちょうど去年の今ごろにも来たことがあった。
犬上川の橋の上からパシャリ。
相変わらずきれいなキャンパスだ。
環境問題にも積極的らしい。

雨上がりの犬上川

しばし犬上川の上で水鳥をながめる。
沖に見えるのは多景島。
一見、軍艦に見えてしまう。

あぶないニャン

さすが彦根だ…。
雨はあがり蒸し暑い彦根。
やっと湖岸に出た。
夕日には間に合う。
あとはひたすら南下。
今日どこまで行けるか。
出発が遅かっただけに。

六日目終了1週間目

昨夜0時半。
痛む足を引きずって彦根のネットカフェに飛び込んだ。

左脚の股関節。太ももを上げると痛みがはしる。
それをかばっていて影響が出たのか、右のふくらはぎもマズイ状態。
もう続けて2キロ歩くのも厳しい状態だった。

出発してから一週間。
自分で思っているより体にはきているらしい。
ここ2日は屋根のある場所で寝ることができていて安心していたのだが、どうも体の様子が変だ。

足は上のとおり。
筋肉痛はグレープフルーツジュースで抑えてきたが、もうごまかしもきかなくなってきた。
右の人差し指の痺れが取れない。
ご飯を食べているときに、いつの間にかコックリコックリ…。
眠って起きたらお昼前。
体が動きたくないと、そう言っている。

しかし行かねば。
ここから最後の難関だ。
湖岸を通ろうと思うが、乗り物で通った経験上、あまり売店や自販機もなかった。気がする。
日当たりも強い。
かといって国道8号線で四輪車のお尻を眺め続けるというのも、面白くない。
琵琶湖一周の旅でもあるし、できるだけ琵琶湖を見ていたい。

さあ、13時。
そろそろ出発しよう。
弁財天さん、龍神さん、たのんます。

平和堂本部

南彦根にて

正念場灰の彦根の空

天気に恵まれたこの1週間だが、今日ばかりは曇天。
風は吹き荒れ粒の大きな雨もぱらついている。
ここが正念場だ。

船幸祭2


昨日に続いて船幸祭の写真。水面の写りこみに気付き、縦位置で撮った。唐橋の提灯の写りこみがイイ。

最近K記者の頑張りもあって、アクセスが伸びている。なんと受験生からの嬉しいコメントもあり、地道に更新を続けていて良かったなあ、と思う今日この頃。いろんなネットワークが出来てきたし、後期も忙しくなりそうだ。卒業までたっぷり半年、出来るだけことはやってみよう。

2008年8月18日月曜日

月夜の彦根城

月夜の彦根城をぐるり一回り。
というか写せる場所を探していたら一回りしてしまった。
城の周りに木が多くてなかなか難しい。

途中あいさつしてくれたお姉さん。
撮影スポット探りに道案内の看板を見ていると、
「寝るところでも探しているの?」

はい、って言っておいたら泊めてくれたのかしらん、とあとで後悔。
すでに足が棒状態。
一日の終わりに無理するもんじゃないなあ。

米原の夕焼けカラスと一緒に帰りましょう

夕焼け小焼けで日が暮れて
山のお寺の鐘が鳴る
お手手つないで皆帰ろ
カラスと一緒に帰りましょ


18時、米原と彦根の中間あたり。
夕焼け小焼けのメロディーが地域のスピーカーより流れてくる。


対岸に沈んでいく真っ赤でまんまるい夕日と、カラスの鳴き声。
まさに歌そのもの。

さらば竹生島

許される時間は80分あまり。
もう少しゆっくりしてみたかった。
さらば竹生島。

神様お願い2

龍神が祀られる竹生島の都久夫須麻(つくぶすま)神社。
かわらけという焼き物に名前と願いごとを書いて、湖のほうにある鳥居に向かって投げる。
相当軽く、勢い余ってあらぬ方向へ飛ばしてしまう人多数。
自分含め…。

神様お願い

弁財天が祀られる竹生島の宝厳寺にて。
お願いを書いて達磨にいれる。
一年置いてくれるそうだ。

瀬田エクスプレス、竹生島上陸

瀬田エクスプレス、竹生島上陸。

湖岸を歩いている途中、滋賀出身の友人たちに、どこか面白い場所はないかを聞いてみた。

「長浜観光はもうしたことありますか??」
「竹生島行ってみたら?長浜に港があるはず」

そのうち二人が長浜を推してきた。
竹生島か…確かにまだ行ったことない。
というか、琵琶湖で船に乗ったり、島に渡ったりしたことがない。
この島は信仰の対象でもあるらしいし、興味深くはある。
マザーレイク琵琶湖を知るには、行っておきたい。
いや、行かざるを得ない!

長浜駅近くの長浜港から船に乗り30分。
ついに瀬田エクスプレスKは、竹生島に上陸した。

5日目終了長浜到着

長浜に到達。
伊吹山が雲の帽子でお出迎え。

「しかし、あの斜面の無残さはどうにかならないのか。
伊吹の白イノシシさんも相当怒ってるんじゃないの」

と、前から思っていたのだけれど。
それにまつわる話が、検索をかけたら出てきたので載せておく。

サイト管理者さんが地元の人で、伊吹山のセメント会社に見学にいったときの記録らしいのだが、これは面白くて勉強になる。

おこちゃんのへや
http://www.biwa.ne.jp/~goto0510/index.html

の中の、

かっぱちゃんの伊吹鉱山探検記
http://www.biwa.ne.jp/~goto0510/page042.html


長浜に着いて。
コインランドリーにて2度目の洗濯をすませる。
今津のときより少し安い気がするが気のせいだろうか。

やっぱり湖の北側より「まち」という感じがする。
外食チェーン店も普通にあるし。

そして。
4日ぶりに屋根のあるところで寝ることができそうだ。
というか、すでにひと眠りしてしまった。
市内のインターネットカフェなのだが、マッサージチェアに座って数分後…。
起きたら時計の短針は3つほど進んでいたのだった。

たっぷりの睡眠と情報を得、明日以降に備えることにしよう。

2008年8月17日日曜日

船幸祭


8月17日、瀬田の建部大社の船幸祭が行われた。春の坂本の山王祭、秋の大津祭と並ぶ、大津三大祭の一つである。
建部大社が祀っている神様は日本武尊。近所にこんな凄い神社があるなんて。

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20m ISO100 F8 バルブ(22sec)

5日目始まる 歩いて帰ろう

今朝の湖北みずどりステーションを出たあと。
湖に生える樹木と、東から見た竹生島。

今朝は地元の人々にも涼しく感じられたらしい。
自分はじっとしていると少し寒いくらいだった。
強めの風と空の雲には秋の気配。
道の駅の偉い人らしき人の
「今年は車は少ないなあ」
というボヤキも耳にしたが、やはりガソリン価格の高騰が原因なのか。
去年のいまごろはまだレギュラーリッターで100円台前半だったと記憶している。

折り返し地点を過ぎ、ここからは後半戦となる。
さあ、がんばって歩いて帰ろう。

たこ焼きと少女

道の駅湖北みずどりステーションの店が開店。
早速地元の原料も使われているというお茶で渇きを癒す。
ああ、満足行くまで飲めるって素晴らしい。

開店1時間の間に駐車場は車でぼちぼち埋まり始めた。
世間は連休最終日か。
家族連れや自転車乗りの姿が目立つ。

売店「綾っ子」のたこ焼きを頬張る。
眼鏡のお姉さんが焼いていて、たこが結構大粒。
うまい。
店の前には、以前新読売聞の滋賀の情報で紹介されたときの紙面が貼られていた。
と、ぱくついていると、すぐ真横から感じる視線。
家族連れの少女がストンと立ち尽くし、ものすごく物欲しげにこちらを凝視している…。
「さっき朝ごはん食べたばかりでしょ!」
お母さんにたしなめられていた。

それを横目で見つつもう一個、また一個と頬張る。
見てる見てる…。
あと15年もしたら、きっと誰にも遠慮なく食べられるよ、お嬢ちゃん。

命の水2

やっとのことで、道の駅湖北みずどりステーションに着く。

今夜はここで明かそう。
いやあ疲れた。
しかし、風が心地よくて日はない夜とは言え、喉が渇く。
ジュースでも…と財布を開けた瞬間、固まった。
小銭が70円しかない!
お札も、自販機で使える野口英世が一枚もない。
昨日風呂のあとのラーメン屋で、切りよく出そうとして小銭をほとんど出してしまったのをフラッシュバック。
やってもーた。

道の駅の店舗は深夜でやってない。
両替機もない。
一番近いコンビニまで調べると、4キロ…?
ここで乗り物があればコンビニに走ることができる。
しかし、こちとら単なる歩兵。
しかも歩きまわって疲労困憊。
喉は乾ききっている。

砂漠の中に自販機があって、使えない高額紙幣を渡されたような気分だった。
そうならないように、注意は払っていたのだが、銭湯でリラックスしたあとで気が緩んでいたらしい。

かばんの中にある飲食物は、カロリーメイトフルーツ味。
ああ!ますます渇きが!

仕方なく、カロリーメイト目当てに寄ってきたトラ模様の野良猫をあやしながらコンクリに転がる。
時刻は午前3時になるところだった。
水鳥がいる場所だけに湿地があり蚊もたくさんいる。
まいったまいった。
結局、道の駅の店が開く9時まで待つことに。
そして今、8時半。
もう少し、あと少し。

昔の旅人に思いをはせる。
こんなものじゃあなく、ほんとに大変だったんだろうなあ、と。
それこそ旅に出るのは今生の別れみたいな覚悟がいったのだろう。
交通の要所滋賀で色んな旅のドラマがあったに違いない。
今回の旅で少し、それが想像できるようになったかもしれない。

2008年8月16日土曜日

銭湯民族?オウミ人

銭湯があった!
営業時間は10時まで!?
たっぷり一時間は入れる。

というわけで入浴。
超キモチイイ!!
一人暮らしの学生だとあまり湯船につかる機会もないし、ただでさえ貴重な機会。
4日分の歩行と汗がそれを倍加させる。

北近江リゾート。
国道八号線、湖東の高月と木之本のちょうど境あたり。
こんな施設があったとは知らなかった。
隣にはレストランもある。
レジャー帰りか家族連れや旅行者風の学生らしき人など、結構人数がいる。
男湯だけでも20弱はいたような。
子供たちはアクティブに色んな湯を試したり、お父さんに体を洗ってもらったりと忙しく動いている。
水がが豊かな近江の人もお風呂が大好きなようだ。


これで携帯を届けたかいがあったというものだ。
行き当たりばったりも悪くない。
さーて、恒例今夜の寝床捜しタイム。
このまま長浜に降りるのもいいが…さてはて。

木之本警察署

拾った携帯を木之本警察署に届ける。
時刻は7時過ぎ。だいたい若い警察官の人ばかりだった。

該当しそうな携帯電話紛失の届け出はまだあがっていないみたいで、落とし主からの連絡待ちらしい。
この季節に歩道に落ちているくらいだ。多分自転車乗りあたりではなかろうか。署員の人は丁寧な対応で、接しやすい感じの人たちだった。
南草津や守山の話がちらっと出てきたので、片方の人は以前湖南側勤務だったのかもしれない。

一通り処理が終わって。
「これからどうされるんですか?この近くに泊まらはるんです?」

お。きたきた。
瀬田から歩いて琵琶湖を回っている貧乏旅行だと告げ、風呂か安く寝床が確保できるところがないか聞いてみたところ!
なんと、近くにスーパー銭湯があるとの話!


いいことはするもんだー!!直ちに急行。

雨のち晴れ

例の奥琵琶トンネル東出口で拾った携帯。
これも何かの縁だ。
永原の派出所は留守だったが、管轄の木之本警察署まで行ってやろうじゃないのー。浪花節だよおやっさん。

と、足をひきずりながら警察署近くの木之本駅まで来たところ、雨が!
小一時間で上がったあと、空がまた綺麗だこと。
滋賀は夕立や雷が多いらしいが、その代償としてドラマチックな風景をプレゼントしてくれる。
近年完成した新駅舎と一緒に撮ってみた。

そういえば、冬にSL北びわこ号を撮影したのもここだったろうか。
2005年にサークルの合宿で来たときは古い駅舎だった。

4年のうちに変わること。たくさんある。

琵琶湖最北端到達

琵琶湖の北端とおぼしき地点に到達。
3日前の夕方に瀬田の唐橋東づめからはじめて、やっとここまで来た。
折り返し地点。

泳いで遊んでいる人の姿はないが、ヨットが一艘強めの陸からの風をうけて駆けている。
昨夜だろうか。
花火で遊んだらしき残骸も。

塩津といって、マキノ海津同様、昔から湖上交通の拠点として栄えていたらしい。

命の水

さっきから通る販売機でことごとくスポーツドリンクが売り切れている。
やはり考えることは皆同じか。

今津あたりで
「湖北でこんなに暑くなるなんてごく最近ここ数年だけの話だよ」
と話してくれたオジサンがいたが…。

そのせいかはわからないが、そういえば最近なんだかスポーツドリンクの銘柄が増えた気もする。
ここ何年かの売上の比較を見てみたら面白いかもしれない。