2008年8月25日月曜日

似てる?琵琶湖と瀬戸内海


生まれ故郷瀬戸内の風景
広島県東部瀬戸内海側に位置する坂としまなみの始点として有名な町、尾道。その港。
向こうに見える陸地は向島という島だ。

JR尾道駅と瀬戸内海とは、ほんの鼻の先。
海岸線は公園になっており、人々が何があるともなく、集まってきている。

犬の散歩をしているお姉さんたち。
連れ添う老夫婦。
フェリーを待つ高校生の娘さん二人組。
ベンチに座って海を眺めるオジサン。
やんちゃな男子学生たち。
などなど。
瀬戸内海を行き交う船のエンジン音と波の音をバックに、思い思いに過ごしている。

近くに芸術系の学校があるからか、海を向き、画用紙に何かを描いていく素敵なお姉さんたちの姿も、いくつかある。
帰宅のために普通に通り過ぎる人たちもいて、たったいまフェリーの汽笛に急かされて、目の前を走っていくオジサンとオバサン。
無理して気取る風でもなく、生活感と素敵な風景が溶け合っている感じだ。

最近では、この尾道のお隣の港町「鞆」が、映画『崖の上のポニョ』の舞台のモデルとなったことで話題となっている。
なんでも、宮崎駿監督が瀬戸内の「鞆」を気に入って滞在して、モデルになったそうだ。


琵琶湖と瀬戸内海の類似?
自分ことKは徒歩の琵琶湖一周を達成した翌々日から、故郷の広島に帰っていた。
琵琶湖一周の直前にも帰省していたのだが、再び帰りたくなった。

理由は、ふたつ。
琵琶湖一周したら、母が作るうまいご飯をたらふく食べたくなったこと。
それと、出発直前、一緒に水泳に行っていた友人たちの大津市志賀での、

「琵琶湖ってなんか瀬戸内海に似てるよね」

という一言。

志賀で泳いだとき、その場に山陽地方出身が自分以外に3人いた。
泳ぎながら琵琶湖の風景を見るうち、上のような話になったのだった。

実家から尾道は近いし、頻繁に遊びにはきている。
カメラを持ってであったり、二輪車でしまなみを渡ったり。
あらためて琵琶湖を意識してみると、確かに、似ている雰囲気があるような、瀬戸内海。
それは単に見た目だけじゃなく。
今日一日軽く回ってみて、このあたりの人々と水の関わり方というか、「近さ」がどうにも似ている気がするのだった。


カメラ:D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:18 mm
絞り:F8.0
シャッタースピード:1/1000 秒
ISO感度:200

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