23日金曜日、琵琶湖畔にて。
対岸の山に雪化粧。
日曜日に、大阪に越してきた友人に会いにいった。
先日電話をかけてきて、元気がなさそうだったので、様子を見に、ということもある。
電話のときに印象的だったのが、「根付かにゃのう」という言葉だった。
「俺は瀬田に根付いているのか?」。
2年半住んできて、ずっと悩み続けていることである。
瀬田新聞社の創刊時、その悩みはピークに達していた。
住んでいるくせに、何も知らない。
土着の人との関わりも、特にない。
この土地のことを知ろうと思っても、どうすればいいかわからない。
ふと考える。
「学生じゃなく、社会人だったら、ひとり寂しく生きていなかったろうか」と。
たぶん、広島から大阪に来た友人も、関わりを持てずに苦しんでいるのだろう。
初めて自分のこととして実感できた社会問題かもしれない。
そんな自分を救ってくれるのが、友達とこの滋賀の風景、なのだろうか。
このアプローチで、瀬田を、滋賀を見て、少しでも「根付かにゃのう」。
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