2009年2月10日火曜日

この道わが旅28 雨上がりの道


●徒歩!琵琶湖一周の旅 8日目(8/20)

矢橋帰帆島手前あたりで、激しい雨に見舞われる。轟く雷も容赦なく、最後の試練といった所だった。

湖岸の緑地公園にある屋根つきのベンチで雨をしのぐ。
道の向こう側のベンチでも、遊んでいた10人くらいの若者の集団がおとなしく雨宿り。
こういったときにはありがたい。

そのうち雨は上がり、歩道が夕日に輝きはじめた。
ふだんは黒々としたアスファルトまでが金色に。
水溜りには、金と水色のまじった空が落ちていた。

旅も終わりに近づき、なぜ旅に出たのかを考える。

色々理由はあった。
誰もやりそうにないことをやりたい。
琵琶湖のスケールを体感したい。
冒険に自分を放り込んで、根源的な力を試したい。
などなど。
中には苦い経験からくる理由も、いくつかあった。

そして、旅が終わったら、何か変わるのだろうか、と。

結果から言えば、たしかに、この後色々変わったような気がする。
それは全てが良い方向に、とは決して言えなかったが。


カメラ:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6) 絞り:F8.0
ISO感度:200

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