新型インフルエンザが今、様々なかたちで龍谷大学にて猛威を振るっています。
龍谷大学が20日、大津市での発症者確認を受け、
瀬田キャンパスでの講義を26日まで全て臨時休講としたことは周知の通りですが、
その影で多くの学生が失意の中にあることをお伝えしたいです。
龍谷大学では、毎年5月に「創立記念降誕会」という学内行事が行われています。
この行事、正直なところ、あまり知名度は高くないイベントだと思います。
龍谷の学生ですらどのような行事なのか説明できる人は少ないんではないでしょうか。
今年はモンスターエンジンや銀シャリなどの芸人が来るという話題性があったため、
存在自体は知っているという人は多いかもしれません。
今一度簡単に説明しておきますと、今年で88回を迎えるこの行事は、
龍谷大学の創立記念日であり、親鸞聖人の誕生日である5月21日をお祝いし、
大学の特色である建学の精神を様々な催しによって伝えるという“学生主催”の行事です。
この創立記念降誕会が、新型インフルエンザによって危機にさらされています。
ことは5月19日、提灯行列という降誕会の一大イベントが
新型インフルエンザ感染拡大防止のため中止になったことから始まり、
昨日20日には遂に、23日に予定されていた瀬田メインデーの中止が発表されたのです。
上記の説明の通り、学生主催の行事のため、多くの学生がこのイベントに関わっています。
中心となって行事を企画していた「創立記念降誕会実行委員会」の方々をはじめ、
多くのサークルがこの日のために何か月も前から準備をしてきていました。
その方々の苦労を思うと、今回の中止での悲しみはもはや計り知れません。
しかし、瀬田メインデーの中止は、もう今となっては仕方のないこと。
今はただ、24日に予定されている深草メインデーが無事開催されることを願うばかりです。
追記:
22日10時現在、深草キャンパスの27日までの休講に伴い、
24日に予定されていた降誕会深草メインデーの中止がさきほど決定されたようです。
実行委員会の方はかなりの苦渋の決断だっただろうと思います。
兎にも角にも、皆さん本当にお疲れ様でした。
2 件のコメント:
瀬田メインデー中止ですか。
残念です。
うちの後輩も実行委員なので、
ホントかわいそうです。
提灯行列なんかは開始数時間前に
突如中止宣言ですから。
おそらくスタッフはすでに現地に行っていたでしょうね…。
せめて24日、24日だけは…。
と思ったら、ついに京都に感染者が!!
やばいです!!
moromasaさん、コメントありがとうございます。
本当に残念です…。
あっという間の出来事すぎて、まだ納得できない人も多いんではないかと思います。
でも、実行委員として頑張ったことは決して無駄にはならないはず。
とりあえず今はその後輩を労ってあげてください。
きっとたくさん話したいことがあると思います。
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