2008年12月18日木曜日

滋賀にもせまる不況の影 外国人労働者は


写真は長浜市内。
夏に琵琶湖を一周歩いたときのものだ。
日本的な古い街並みと、よく見かける外国人の姿が対照的な都市。


以前にも書いたが、滋賀県は外国人労働者が多い。

滋賀県の外国人登録者数は、2007年で3万人ほど。
外国人就業者割合は2.0%で、全国第5位。
さらに、県内総生産に占める第二次産業の割合が46.8%で全国1位だ。

例外なく不況の影がさしてきているようで、解雇に関していくつか記事が出ている。


朝日新聞
日系ブラジル人労働者ら、解雇撤回求め労組加入 滋賀

京都新聞
日系ブラジル人大量解雇 県内の工場、不況直撃


長浜市には大手の工場もあり、県内でも特に外国人労働者の数が多い市だ。
中でもブラジルやペルーなど南米からの人が一番多い。


今年は、ブラジル移民100周年らしい。
自分の親族にも一人ブラジルに渡り、近年現地で亡くなった人がいた。
ピラニアの剥製のお土産をもらったり、将棋をさした思い出などが頭をよぎる。
南米の太陽の下でのたくましさを感じられる顔つきだったのを、覚えている。


不況の寒空の下、滋賀の外国人労働者の顔は、どんなだろう。

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