2008年6月10日火曜日

冷や水?水もしたたる時の記念日





















shu-jiも書いているが、今日は時の記念日。
ご存知の方も多いだろうが、時の記念日と滋賀は深いかかわりにある。
大津市の近江神宮の伝説にある、天智天皇の漏刻(水時計)。
それにまつわる記念日なのだ。

1920年、大正9年。
欧米のような合理化をはかるために、天智天皇の水時計にちなんで制定された。
社会を大量生産にアジャストさせるための、計れる「時」。その記念日。
ちょっと意地悪に受け取ればそうなる。
逆に言えば、今の生活があるのはこの社会的な時によるところが大きい。
近江神宮サイトにも
天智天皇は、時を認識することが社会文化の発展にに不可欠のものとされ、ご治世の・年、近江大津宮に漏刻台を創設して時報を開始された。
とある。
最初の大量生産たる印刷技術の開発前に、天智天皇はずっと未来を見すえていたのか。

一方、今日の産経エクスプレスに面白い記事があった。
シチズンが行ったネットでのアンケート調査によると、
環境のために時間短縮すべきこと
をたずねたところ、
3位が国会審議
だったらしい。

なんともまあ…。
蒸し暑い日が増えてきたが、国会への視線は水のように涼やかだ。

関連記事
産経MSN
国会審議は短縮OK 時の記念日アンケート
京都新聞
采女らが時計を奉納 大津・近江神宮で漏刻祭
瀬田エクスプレス
続・唐崎にて朝日を撮る


追記(6/11)
日本の時の歴史も含め、詳しく解説してある読売新聞の記事があった。
忙しい現代。ゆっくり「時」について考えるのも、たまには良いかもしれない。
関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
時計 : 始まりへの旅 : 人 遊 食 : 天智天皇 時報で管理 律令国家担う権力の象徴

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