竜王戦前夜祭を取材してきました。立会人の福崎文吾九段、解説の藤井猛九段に面白いお話を聞くことができたので、書いておきます。
まずは立会人、福崎文吾九段。妖刀との異名をとる、怪しい棋風の棋士。かつては竜王の前身である十段のタイトルを獲得したこともある、超一流の棋士である。
shu-ji 「福崎先生、滋賀県は初めてですか?」
福崎「初めてじゃないけど、比叡山は初めてだなぁ。」
shu-ji「7番勝負ですけども、全体の展望をお願いします」
福崎「どっちが竜王になるにしても、4勝するでしょう(←当たり前)(笑)冗談はさておき、森内さんにとっては6年前のリベンジマッチですから、相当気合が入ってると思いますよ。前年はライバルでもあり、尊敬している相手でもある羽生さんがやられてますから、その分も、勝ちたい気持ちはあるでしょう。いい勝負になるんじゃないでしょうか」
shu-ji「福崎先生といえば、以前名人戦で井上先生との漫談解説が印象に残っているのですが・・・。」
福崎「井上さんみたいな、関西出身同士だとどうしてもね、ああいう風になっちゃう(笑)今回は囲碁の名人戦と日程が重なって、時間が短いので真面目にやります(笑)」
shu-ji「以前、封じ手で手を切って、血染めの封じ手になったとおっしゃられてましたが明日大丈夫ですか。」
福崎「あれは嘘です。そんな奴おらんやろ~。」
shu-ji「ありがとうございました。(笑)」
福崎先生、TVで見るのとおなじく、すごく面白い方でした。 ちなみにその後のトークでは渡辺防衛を予想しておられました。
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