2008年11月27日木曜日

夜景新名所、フォレオ屋上

フォレオ大津一里山の屋上駐車場から。車止めの向こうに結構なスペースがあり、壁もそれほど高くないので大津、草津の夜景が一望できる。新たな撮影スポットの誕生だ。
canon eos 30d EFS17-85IS usm
17mm ISO100 F8 8sec 壁にカメラを置いて、セルフタイマーで撮影

フォレオのすぐ下には新幹線も走っていて、これを上手くとると、かなり迫力がありそうだ。

canon eos 30d EFS17-85IS usm
17mm ISO1600 f5.6 1/4sec

もう少し技術があればねぇ・・・近いうちに再チャレンジしたいと思います。

2008年11月26日水曜日

フォレオに掛かる虹

25日夕方、雨がぱらついて来たので、洗濯物を取り込むためにベランダにでると、見事な虹が掛かっていた。

そこで急遽準備をし、フォレオ大津一里山へ。

着いた頃には虹は大分薄くなっていた・・・。


滋賀県はよく虹が出ますねえ。何気に一眼レフで虹を撮ったのはこれが始めてでした。この後、フォレオの夜景の写真も撮りましたが、それはまた後日。

変わる?下宿生の食生活 フォレオ大津一里山


フォレオ大津一里山、22日土曜日夜。
オープン二日目の夜。

この夜も車での客の入りは多いようで、駐車場のひとつが満車となっていた。
店内をブラブラすると、休みということもあってか、家族連れの姿が多いように思えた。
アルバイトには、学内で見た顔も。


さて、オープン最初の週末、3連休を抜けて。
そろそろ周囲にもフォレオに買い物に行った人も増え、感想が出てきている。

まず、瀬田や瀬田よりの南草津、その南部に住む人たちからは、便利になったと言う声。

学生には、JRの駅周辺や繁華街からやや離れた場所に住む人たちもいる。
主に、南草津南部にある学生マンション群の住人がそれだ。
龍谷大学瀬田キャンパスに通う学生にも、このあたりに下宿している人は少なくない。

そういった学生たちからは、学校帰りに寄れる日用品を買う場所として重宝する、といった声が聞こえてくる。
特に、気軽に立ち寄れる自分の足(バイクや自転車)で大学に通う人は嬉しがっている。

ただ、このあたりのマンションに住む学生は、マンション~大学直行のシャトルバスを利用している人も多い。
シャトルバスを利用している人は、一度キャンパスから出て、フォレオの買い物袋をさげて、バスに乗りにキャンパスに戻ることになる。
キャンパス内で、ネギが飛び出たスーパーの買い物袋をさげた学生の姿、なんて不思議な光景も考えられるが、歩いて往復するには、ちょっとばかり迷う距離かもしれない。

今後も周囲の学生から話を聞いてみたいと思う。


日曜日に学生仲間とみそ鍋を囲むことになり、初めてフォレオ内のスーパーで買い物をした。
さすがに客が多く、魚介類のあたりが一番込み合っていただろうか。
6人の腹をすかせた学生が、カキ、ホタテ入りみそ鍋をお腹いっぱい食べて、一人530円。
少し、幸せな時間をフォレオからもらった。


カメラ:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:18.0 mm
絞り:F8.0
シャッタースピード:1/40 秒
ISO感度:1600

2008年11月25日火曜日

イオンモール草津、いよいよグランドオープン!!

フォレオ大津一里山に続いて、イオンモール草津が、11月26日、ついにグランドオープンする。といっても先週土曜日からプレオープンでほぼ全ての店舗が営業しているのだが。営業している店舗の中には、近隣のショッピングセンター、パワーセンター大津から移ってきたジョーシン、ライトオンや、瀬田駅前から移ってきたミスタードーナッツなどもあった。

イオンモール草津は、この秋オープンした店舗の中では最大で、4000台の駐車場を持つ。家族で遊べるショッピングセンターを目指すとの言葉通り、映画館や子供向けの店も多い。この辺がフォレオとの違いか。また、エコに配慮しているらしく、屋上には太陽電池の発電装置があった。


今年の3月25日に撮影したものがこの写真なのだが、湖岸の風景も随分変わった。人の流れも、金の流れも。イオンモールが今後、どのような影響を地域に与えていくのだろうか。

湖東紅葉めぐり5 彦根城玄宮園


国宝、彦根城を臨む庭園、玄宮園。この時期、特別にライトアップされる。人も多くなく、オススメだ。入場料500円。映画などもたびたび撮影されている玄宮園。時代劇が好きな人は、ハッとするかも。

湖東紅葉めぐり4 西明寺

湖東三山の一番北側にある、西明寺。国宝の三重塔が、紅葉に包まれていた。湖東三山は全て天台宗派に属する。いわずと知れた、比叡山を宗本山とする宗派だ。西明寺は、一時は織田信長の焼き討ちにもあったようだが、この三重塔と本堂は生き残り、鎌倉時代といわれる建築の面影を今もはっきりと残している。

2008年11月23日日曜日

事故発生 フォレオ大津一里山前

22日、午後6時過ぎ頃。
フォレオ大津一里山の前で、パトカーが赤色灯をともらせて停車していた。
ちょうど、フォレオ大津一里山の、南側の駐車場出口交差点あたりだ。

詳しい話はわからないが、近隣に住む人に聞いてみると、接触事故らしい、との話であった。
警察官が数名と、件の車両らしき車。

まあ、これだけ車が出入りすると、そんなこともあるのだろう。
と、フォレオの夜景を撮っていた、午後7時前。

ドンッ!

という、鈍い音がすぐ近くから。

また、さっきの交差点で接触事故が起こった。
路肩に二台、車が寄せていく。
前後の接触のようだった。


22日は土曜日。
瀬田キャンパス通学の学生は、平日と比べるとだいぶ少ない。
平日の帰宅時間ともなると、かなりのバイクや自転車が通ることになる。


短時間に目の前で2件の事故現場を見てしまうと、これからちょっと、心配ではある。

2008年11月22日土曜日

湖東紅葉めぐり3 金剛輪寺

朝から膨大なアクセス数。どうやらフォレオ大津一里山の記事が効いているようだ。グーグルで検索をかけると、かなり上位にヒットする。昨夜10時前にイオンモール草津の前を通ったのだが、プレオープンだというのにすごい人。専用の道路、信号も作られていて、あの辺りの風景が一変した。以前は、田んぼがだた広がるばかりだったのだが。

さて、湖東三山の紅葉の話を。金剛輪寺は、湖東三山の真ん中に位置する。創設者は行基。

紅葉は、完全に見頃を迎えていた。この連休がラストチャンスか。
本堂は国宝、三重塔は重要文化財。


こちらが重要文化財の三重塔。下から見上げると、紅葉が星のようだ。

フォレオ大津一里山、オープン 8ヶ月前の姿






















フォレオ大津一里山が、21日、オープンした。
写真は、今年3月17日のもの。
8ヶ月前の姿を見ると、はなかなか想像しにくい。

車は予想通り多く、後輩も「バスが動かなかった」とこぼす。
午後5時過ぎにはフォレオから帰る車で列ができ、一号線バイパスを抜けた少し先、学園通りファミリーマートのあたりまで連なっていた。
雨の降る中、自分も二輪でその列の中にいたのだが、瀬田駅口まで出るのにこれまでの2倍はかかったように思う。

そのおかげで、暗くなった後のフォレオをじっくり見ることもできた。
結構な光の量で、真新しい透き通るガラスの建物からもれる光と、バックには大津の夜景も見え、一見、キレイ、ではあった。
飲食店に限り午後11時までなので、これまで真っ暗だった道が、遅くまで明るくはなりそうだ。
光害ととるか、前よりは夜道も安全ととるか。
人それぞれではあるだろうが…。


今度、三脚を持って行ってフォレオの夜景を撮影して、紹介してみようと思う。

2008年11月21日金曜日

湖東紅葉めぐり2 百済寺


永源寺からおよそ20分、百済寺(ひゃくさいじ)に到着した。創設者とされるのは、なんと聖徳太子。庭園内が見事に紅葉していたが、山の中はまだ青かったので、この連休から来週も楽しめそうだ。

駐車料金無料、拝観料500円。

2008年11月20日木曜日

フォレオ大津一里山、プレオープン 客足は?

今日、20日。
明日21日の本オープンを控えた大型ショッピングセンターフォレオ大津一里山の、プレオープンだったようだ。
学生や大学の職員さんの間でも、話題にする声があちこちから聞こえる。
そういえば、学内の掲示板にもこの施設の大きなポスターが貼られていたが、施設のお偉いさんでも挨拶に来たのだろうか。

午後3時前、ちょっと覗いてみた。

こ、これは…。
駐車場が3つあるようだが、どこも結構、埋まっているようだった。
上の写真には、手前左に空きが見えると思うが、それ以外はほぼ駐車中。
全部で1500台ほど入るらしいが、実際車が入っているのと見てみると、その大きさに驚く。
自転車置き場にも6~7割は入っていただろうか。

中の店も覗いてみたが、午後のティータイムとあってか、飲食店には多数の奥様方の姿が見える。


そして、懸念される渋滞。
フォレオ大津駐車場の出入り口から、新幹線高架を抜け、一号線バイパスまで。
学園通りまっすぐに車が並んでいる。

警備員は車の誘導に必死だったし、ちょっと離れたところには警察官の姿もあった。
パトカーや徒歩での警らも。

これで午後3時…。
朝の時間帯や、夕方となると、もっと増えるだろう。

現に、今日午前10時半に学園通りを瀬田キャンパスに向かって上がったが、瀬田駅前からずーっと車が続いていた。
上側、龍谷大学瀬田キャンパスの前の交差点にも車が詰まっていた。


さあ、大変だ。
明日本オープンになるわけだが、相当の渋滞が起きそうだ。
信号も、新たに2つ増えている。
瀬田キャンパスに通う学生は、学園通りをあがる帝産バスに乗るわけだが、これではバスが動けなくなることも考えられる。

「今日バスぜんぜん進まなくなかった?明日歩いていかん?」
「そうやね、一緒に歩こうか」
そんな女の子たちの声がキャンパスでも聞かれた。

石山駅側からもキャンパス行きのバスが出ているが、そちらの渋滞も気になるところだ。
日常的に自動車やバイクでここを通っている方も、ご注意を。

事故が起きねばいいのだが…。
これを機に、また学生の交通マナーについて取り沙汰されることも、あるかもしれない。


しかしまた。
瀬田に住む人の生活にも、大きな影響を与えそうだ。
わかりきったことではあったが、現実に大きな施設が開いているのを目の前で見ると、あらためてそう感じる。



大きな地図で見る

湖東紅葉めぐり1 永源寺

書き溜めていることが結構あるので、急いで更新。今書かないと、書けなくなる。

11月19日、友人5人とともに、滋賀県が誇る紅葉名所、永源寺、湖東三山に行ってきた。瀬田からは高速を使い、八日市インターを降りて20分ほど走ると、永源寺に着く。さらに上流には永源寺ダム、愛知川渓谷もあるのだが、今回は断念した。

永源寺の紅葉は、まさに今が見頃。境内はご覧のようにすごい人の数だった。また石段をあがるため(湖東三山もそうだが)体力が必要だ。

駐車料金500円、拝観料500円。
人がいない一瞬を狙って撮影。
canon eos 30d EFS17-85IS usm
22mm ISO200 F8 1/10sec

ブロガー交流 朽木小川より

瀬田EXも今日で一年。ブログを通して、様々な出会いがあった。

ブログは、情報発信ツールとしてかなり大きな存在になっている。日本においては、その利用者数2000万以上(IT media調べ)。ホームページより手軽に更新ができることから、ブログを使っている場合も多いという。

インターネットで調べ物をするときも、上位にブログが来ることが多い。先日も紅葉狩りの計画を立てるときに引っかかったブログがあった。

朽木、小川より

このブログを前日見て、この場所に行くことにした。現場へ着くと、ソニーのサイバーショットを持った男性がいた。地元の方と話をするの好きなので、いつもの感じで話をすると、びっくり。「朽木小川より」を運営する方だったのだ。名刺を交換して別れ、自分の写真をブログに使ってもらって、リンクも貼ってもらった。

地域ブログがデータベースとして機能していることの、一つの証だと思う。瀬田EXでも瀬田や滋賀の情報をかなり発信しているが、多少影響を与えることが出来ていれば、うれしい。

瀬田エクスプレス1周年 これからの瀬田発情報発信


このブログ、瀬田エクスプレスが始まってから、今日で1年目となる。

写真は、おそらくここ1年で、個人的には一番気に入ったものだ。
滋賀県高島市マキノ町にある、マキノサニービーチにて。
撮影は今年の5月上旬。
8月中旬にここを歩いたときはキャンプ客で浜中人だらけだったが、GWはまだあまり人もいなかった。

どこが気に入っているか、と聞かれると、一言では説明できないのではあるが。
一見してもうらうと、なんとなくは理解していただける、そんな写真だと思う。

これから春まで、短い間ではあるかもしれないが、お付き合い頂ければ幸いだ。

カメラ:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:18.0 mm
絞り:F8.0
シャッタースピード:1/500 秒
ISO感度:200
ホワイトバランス:晴天
ピクチャーコントロール:風景
若干傾き補正


瀬田エクスプレス一年を振り返って

「滋賀」というテーマを設定することで、ある程度は方向性を付けられた。
多少は滋賀への興味を持ってもらうこともできただろうし、まだまだ稚拙なものだけれども、こういった場を用意できたことに関しては、後悔はない。
滋賀の社会や歴史についても、自分たち自身、以前と比べてかなり興味を持つことができた。
中身の出来はともかく、県紙を目指し2005年にスタートしたものの、半年でストップしてしまった「みんなの滋賀新聞」よりは長く続いている。
ははは。


だが、ここに来て、色々な問題も見えてきた。

まず、思ったより、あとが続かない。
社会学部所属生主導でもあるし、こういったことに興味を持つ連中は多いはずなのだが。
後続に仲間を集めようともしたし、登録メンバーは増えてはいるが、いかんせん、撮れない、書けない、続かない。
写真を撮ったり、文章を書く、表現行為。
それを続けることは、どうやら結構、大変なことなのか。
SNSなど閉鎖空間では自分語りが饒舌な大学生も、いざ公開となっては躊躇するらしい。


そして、ブレる方向性。
自分とshu-jiがメインで記事を投稿しているが、今この二人の間では、確実に見ている方向が違ってきている。
最近の記事内容を見ていただければわかると思う。

自分は、社会やニュースから感じたことと絡め、見たこと聞いたことから写真と文章で綴っている。
shu-jiはきれいさを求める写真中心の表現。
かつ広告に惹かれ、そういった方向に人脈を作るのに楽しみを覚えているようだ。

もともと、そんな違いは見えていたものの、ここのところ活動に方向性の違いが顕著に現れている。
まあ、趣味でやっているようなものなので、仕方がない部分もあるのだが…。
記事どうしに関連性が見えにくくなっているのは、否めない事実であろう。


これからの瀬田キャンパスからの声は…? 後続へのメッセージ

今後。
来年度以降、後輩にこのブログを引き継げるような体制には、現状の瀬田エクスプレスは、ない。
龍谷大学瀬田キャンパスの学生から直に声を出す場が、ひとつ消えることとなるかもしれない。

が、もし、このブログを見て、興味を持ち、意志を引き継いでくれる人が現れたなら。
この投稿や、このブログを叩き台にしてもらえれば嬉しい。

もし、自分が続けるならば。
まず、「滋賀」というテーマの大黒柱は継続させつつ。
もう一本、もう少し範囲を狭めた濃い地域色の柱も立ててみるだろう。
例えば、瀬田内の話題を増やしたり、キャンパス内の出来事を細かくネタに取り上げるなど。
そうすれば、ニュースの臨場感をもっと届けられる。

実際、ゼミや講義などで取材、調査をすることもあり、そういった成果物も、瀬田キャンパスには結構眠っている。
それが、なかなか表に出ていないのが現状なのだ。
中には、明日オープンする瀬田の大型ショッピングセンター、フォレオ大津一里山に関するミニ新聞もあった。

「これって、ネットで公開したりして、地域の人にも見てもらったら面白そうなのに」

常々そう、うったえてきたが、作った学生本人たちと先生は、乗り気とは言えないのが現状だ…。
成果物を広く見てもらって、何らかのリアクションがあれば、こんなに嬉しいことはない、と気づくはずだ。

せっかく作ったものを、中だけで埋もれされるのは、もったいない。
ので、成果物をためて、発表できるようなスペースがあれば、どうだろうか?

ここに、次のステップがあるように思う。

もともと、このブログは、瀬田新聞という紙媒体新聞を作ろうとする活動が停滞して、それでもまだ模索したい自分とshu-jiが1年前に始めたものだった。
続けているうち、上のような可能性に気づいた。

現在、瀬田新聞のサイト自体は、この瀬田エクスプレスをひとつのコンテンツとして包括する形で、再構築されている。
あとは、中に成果物を入れていき、レスポンスが気軽に書き込めるような環境を作り、宣伝すれば、きっと、いいものができあがる。

興味がある人は、立花隆著、『新世紀デジタル講義』、新潮社の、「サイバーユニヴァーシティの試み」という章が参考になると思う。


瀬田の後輩たちに、あまり期待しないで、期待したいと思う。

2008年11月19日水曜日

身近なところに・・・

最近、更新のペースが落ちてしまって申し訳ありません。忙しさのあまり、紅葉の写真があまり撮れてない・・・。今日、やっと文化ゾーンの紅葉を撮る事が出来ました。瀬田キャンパスの紅葉は散り際で、裏の龍谷の森が、いよいよ色づいてきました。

さて・・・一つ大きなニュースです。

先週の日曜日、滋賀レイクスターズのオフィシャルカメラマンを務めてきました!!ゴール下で見る迫力あるプレー。残念ながら写真に関する権利は全てあちらにあるので、許可が下りるまで公開できませんが。。。これからもレイクスターズのオフィシャルビブスをつけて撮影することができそうなので楽しみですね。

2008年11月18日火曜日

滋賀にもあった?1000メートルビル計画2

写真は、滋賀一高い、大津プリンスホテル

先日、お伝えした、滋賀にもあったという1000メートルのタワー計画

コメントをいただいたtatsujiiさんの情報を元に、大学が加入している朝日新聞のデータベースサービス「聞蔵2」で記事を検索してみると、当時の様子がわかって面白い。

1989年、昭和64年、1月8日から平成元年。
年頭会見で、当時の滋賀県知事、稲葉稔氏が発表したこの計画。
3期12年滋賀県知事をつとめた稲葉氏、このとき3年目だ。

大津の北西にこの頃計画中だったハイテク工業団地(現びわこサイエンスパーク)に、1000メートルタワーを「民活方式」で立てようというこの話。
琵琶湖があって遮蔽物も無いので、電波通信の実験ができる、というメリットが、県の職員の話として出ている。
バブル真っ只中。
日本各地にあった超高層建築ブームの中のひとつとして、記事に登場している。

東京五輪の年に完成した京都タワーの景観論争を挙げ、

「1000メートル」の構想が、一歩夢に近付くのか、あるいは「バベルの塔」の物語に終わるのか、今のところ定かではない。

と、記事は結んでいる。

参照
朝日新聞、1989年2月7日、夕刊、らうんじ、3面。
「ニョキニョキ“タワー列島” 雲突く1000メートル構想も」


翌、1990年の10月17日。
記者会見で稲葉知事は、この1000メートルタワー計画の断念宣言をした。
ハイテク工業団地、びわこサイエンスパークの構想をまとめる時期が迫っていて、間に合わなくなったため、と記事。

なんでも、タワー建築のために民間をも巻き込んだ調査研究会も発足していたらしい。

「世界一のスクラップをつくる気か」

県民の声として出ている皮肉な一言が、印象的な記事だ。

参照
朝日新聞、1990年10月18日、朝刊、30面。
琵琶湖畔のタワー構想、ビッグな「夢」と消える【大阪】


このころ、全国でこのような計画が立ち上がっていた。
原爆が爆発した地点の高さ、600メートルに合わせた、平和のシンボルひろしまタワー構想(マツダ提唱)など。
平和のシンボルはいいが…何か、違和感を覚えるのは自分だけではあるまい。

バブル期の浮かれ具合が、目に見えるようだ。
現実となってしまったいくつかの「バベルの塔」。

現在、いくつか話題となっている中東の1000メートル超タワー構想。
1990年前後の日本も、世界から見れば、今の中東のようにわいて見えていたのだろうと思うと…。
今から20年後にどうなっているのかは、わからない。


そういえば、人手不足で入国管理法を改正し、外国人労働者を増やしたのも1990年
外国人労働者の労働環境や、彼らの日本社会との軋轢など。
バブル期調子にのったときのつけが、今に影を落としているのかもしれない。

2008年11月17日月曜日

社会も少しあたためる?瀬田駅の座布団

ちょっと一息。

徐々に寒さが増す11月中旬。
今週半ばはかなり冷えるとの予報だ。

不況、悪いニュースと、社会もなんとなくお寒い今日この頃。
身も冷えれば、心も冷えてくる。
そんな冷えを、お尻で止めている?
JR瀬田駅のベンチの一枚の座布団。

写真は瀬田駅改札前のベンチ。
冷たく硬質のベンチに、座布団がかけられている。

「瀬田北老人クラブ」

と銘打ってある。
どうやら地域のお年寄りが作ったものらしい。
写真自体は結構前(半年前?)のものだが、つい先日も、同じようにかけられていた。

他の駅でも、学生らが作ったものが駅に寄付されたという話が、ときどきニュースになっていたりする。


瀬田の身近な、ちょっとあったかい写真を、残しておく。

2008年11月15日土曜日

この道わが旅21 増える外国人労働者


●徒歩!琵琶湖一周の旅 5日目(8/17)

夕方、長浜へ。
コインランドリーで洗濯物を一気に片付け、晩御飯と寝床を探しに街へ足を向ける。

街を歩いていると、外国人っぽい顔つきの人々をよく見かける。
家族でいる人も多い。


増える外国人労働者

滋賀県の外国人登録者数は、2007年で3万人ほど。
外国人就業者割合は2.0%で、全国第5位だ。
中でも長浜市は、その数が県内トップクラスの多さの自治体。
南米出身が多いらしく、ブラジルやペルーの人がこのうち半分以上を占めるらしい。
ついで、中国、朝鮮半島などアジアから、といった感じだ。

バブル期の労働者不足解消のため、入国管理法が1990年に改正。
結果、外国人労働者が増加することになった。

滋賀県は、県内総生産に占める第二次産業の割合が46.8%で全国1位。
松下やキヤノン、京都に本社を置く電子系メーカーなどの工場もある。
そんな土壌も、関係あるのだろう。


やはり、外国の人が日本社会で暮らす中では、色々な問題もあると言う話だ。
医療、労働、生活、教育…。

以前、環びわ湖大学コンソーシアム講義『近江学研究入門』で、このテーマが取り扱われた。
上の情報は、そのときの講義を担当された滋賀医科大学の畑下博世先生から配られた資料から。
地域看護が専門の先生だ。

「お金はたまらなかったけど、疲労はたまりました」

という、ある外国人夫婦が帰国時に言ったという言葉が、今でも印象に残っている。


このテーマは、講義ノートとプリントで情報があるので、また記事にできるかもしれない。
そういえば、滋賀県は労働局?にもポルトガル語で相談できる時間があった気がする。
警察官の採用でも、外国語ができるとプラスにもなることもあるそうだ。


相当疲労がたまっており、体が思うように動かず、長浜に入るのがやっとだったこの日。
「あの外国人夫婦の疲労は、どんなものだったんだろうか」
コンビニの駐車場で空を見上げると、もう秋の気配が漂っていた。



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2008年11月14日金曜日

この道わが旅20 水の中のアカメヤナギ


●徒歩!琵琶湖一周の旅 5日目(8/17)

湖の中にぽっつりと生えている、アカメヤナギ。

道の駅、湖北水鳥ステーションで夜を明かした。
と言っても、睡眠がとれたのは1~2時間ほどだったと思う。

「今年はガソリンが高いから、車が少ない」
と、道の駅関係者が話していたのを、今も覚えている。
この頃リッター180円前後だったガソリンの価格も、今では50円ほど下がっている。
たった3ヶ月で…世界経済の様相は一変してしまった。

たっぷりの水分と、たっぷりの食事をとり。
長浜に向かって歩みを進める。

参考:
産経MSN
【探訪】戦国の地染める悠久の落日 滋賀県湖北地方



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滋賀とスポーツ、コミュニティマネジメント


9日、滋賀県立体育館、bjリーグ。
滋賀レイクスターズ対大分ヒートデビルズ、試合終了後のスコアボード。


滋賀とスポーツ、コミュニティマネジメント

「瀬田エクスプレス見たよ。
実は滋賀レイクスターズ(ホーム)初勝利の試合俺も見に行ってたんや」


1回のときから4年の付き合いになる、ゼミの友人からメールが入っていた。
自分とは性格は正反対なのだが、なんとなく飲み友達になっていて、4年間つるんでいる。
1回で同じゼミで、3~4回でまた同じゼミになり。

どうやら、彼女とデートにきていて、偶然同じ場にいたらしい。
撮った写真をよく見てみると…ああ、いたいた。
二人仲良く並んで、顔の表情が緩んでいる。

今日、その友人と鍋を囲んで一杯やっていた。
撮った試合の写真を見ながら、このゲームについて話が出る。

「楽しかったね。俺もバスケは初めて見に行ったんだけど。
大分の外国人選手もなんか可愛かったし。
試合前日に、電車の中で(?)広告見てね。
その日のうちにコンビニで前売りチケット買ったんだ。
また今度あそこで試合あるらしいし、行こうかな」

彼女さんはスポーツは野球ぐらいしかわからないらしいのだが、友人が言うには結構楽しんでいたらしい。
速いテンポの飽きさせない展開については、友人も同感だ、と言っていた。
一階の予約席で観戦していたようで、試合終了後の選手とのタッチにも満足げだった。

「手がめちゃくちゃ大きいのな。
あと、キャプテンの人に『おめでとう』って言ったら、
頭下げて『ありがとうございます』って返してくれたよ。
キャプテンになる人は自分に厳しいな」


bjリーグ参戦一年目。
自分の周囲にも少しずつファンが生まれているようだ。


自分の所属する、社会学部コミュニティマネジメント学科
6年前にできた学科で、去年初めて卒業生が出た真新しい、横文字名の学科。
社会のコミュニティ化、というテーマを扱っているのだが、中で三つの系統にわかれている

  • コミュニティデザイン系(地域社会からのアプローチ)
  • ライフデザイン系(宗教・スポーツなど、心と体からのアプローチ)
  • ジャーナリズム系(情報からのアプローチ)
なので、スポーツ好きも多くいたりする。
この友人もラグビーをやっていた。

滋賀レイクスターズでインターンシップを経験し、去年の卒業論文でテーマに取り扱っている先輩もいる。
小椋博ゼミ所属だったTさんという人だ。
『地域社会におけるスポーツの社会統合機能と集団表象性 滋賀レイクスターズは滋賀県民を一つに結びつけることができるのか』
というタイトル。

「将来、滋賀レイクスターズが滋賀県においてなくてはならない存在になるのは、そう遠くないかもしれない。」
と結んでいるこの論文。


滋賀レイクスターズ。
これからも楽しみなチームかもしれない。

2008年11月12日水曜日

アタリ年!?今年の紅葉


高島市、朽木の小入峠より。生杉ブナ原生林もこの近くにある。雲海の名所でもあるこの地からは、若狭湾も見ることが出来た。
canon eos 30d EFS17-85IS usm
60m ISO100 f10 1/30sec ピクチャースタイル:クリア

この場所へ行くには、未舗装の道をただひたすら登らねばならない。普通運転免許を取ったばかりの自分にとってはハードな道のりであったが・・・。

今年の紅葉はアタリ年!!

途中に出逢った地元の人によると、今年の紅葉は、数年にあるかないかのレベルらしい。理由としては、台風が上陸しなかったこと、残暑が厳しくなかったことがあるという。

いよいよ本格的な紅葉シーズン到来。いろいろと忙しく、去年ほど動く余裕はないが、折角のアタリ年、逃すわけにはいかない。

2008年11月11日火曜日

紅葉特集9 天ヶ瀬ダム

大津から、宇治へ抜ける道、通称宇治川ライン。ここの紅葉はダイナミックだ。ダムの水面に写る紅葉が見事。昨年の11月25日撮影。場所ははっきりと覚えていないが、宇治市に入っていると思う。

宇治川ラインの交通量は多くないが、スリッピーな路面なので、特に二輪車は要注意。

昨年の紅葉写真は一旦ここまでにして、明日からは今年の写真を公開していきたい。
明日は朽木渓谷に行ってきます。

紅葉特集8 佐久奈度神社の銀杏

K記者の記事にもあったように、大石の佐久奈度神社の銀杏が見事。昨年の11月25日早朝撮影。ここのポイントは、休日の朝訪れること。普段は仕事の車で一杯だからだ。瀬田川の急流の眺めと、見事な大銀杏。境内のもみじもまた絶景。ここは人も少なく、最高の穴場である。

紅葉特集7 石山寺

いわずと知れた、源氏物語発祥の地、石山寺。寺全体が鮮やかに色づく。もみじに彩られた石山寺硅灰石 を知っている人も多いと思うが、今回は敢えてこの写真を掲載した。

石山寺は人がとても多い。今年は源氏物語千年紀というのもあるので、一層の混雑が予想されるが、それでもこの寺の紅葉は一見の価値あり。

ヨー!セイ!滋賀盛り上げるT.M.Revolution


9日、滋賀県立体育館。
滋賀レイクスターズ対大分ヒートデビルズ試合開始前。
約1時間半前なので、まだ観客は少ない。

会場にはられたスポンサー名には滋賀県に関係のあるものが見られる。


ヨー!セイ!滋賀盛り上げるT.M.Revolution

滋賀レイクスターズの応援方法には、いくつかある。
オフェンス時、ディフェンス時、後半戦で盛り上がってきたときに使うもの、など、数種類。
ゲームのシーンが切り替わるのに合わせ、会場の音楽と応援が切り替わる。

その中に、T.M.RevolutionのHOT LIMITが流れるものがある!

流れるのは後半戦以降。
タイムアウト時やオフェンス時に流れだす。
それに合わせて観客たちは、入り口で配られた紙製のチームフラッグ?や、会場で売られているチームカラーのタオルを頭上で左右に振り、滋賀レイクスターズを応援するのだ。
白髪のおじいちゃんから小さな女の子まで。

この日、一時は15点以上リードしていた滋賀レイクスターズだが、試合終了1分50秒前、6点差にまで追い上げられていた。
そのとき、このHOT LIMITの応援が入り、見事シュートが決まる。
会場の盛り上がりは最高潮となった。

ふだん、あまり騒がしい方ではない自分も、会場の雰囲気に引き込まれた。
(偶然にも、この曲を前日にカラオケで歌っており…)

写真もあるのだが、前日の記事の理由で公開はひかえる。
一度、会場で体験してみて欲しい。

試合前に、琵琶湖大なまずを元にしたチームマスコットキャラのマグニー君と、チアリーダーたちが、応援方法を教えてくれる。
早めに会場に入るといいだろう。


滋賀県出身!T.M.Revolution西川さん

なぜこの曲が、というのは。
T.M.Revolutionの西川貴教さんが、滋賀県出身だから、なのかもしれない。
西川さんは、滋賀出身を広く口にしていて、ライブもよく滋賀であるらしい。
先月、「滋賀ふるさと観光大使」にも就任したらしく、多くのメディアが記事にしていた。

京都新聞
滋賀の観光大使に西川貴教さん 嘉田知事が委嘱状

毎日新聞
掘り出しニュース:TMR西川、滋賀ふるさと観光大使に「家族の務め」と

2008年11月9日日曜日

バスケ滋賀レイクスターズ、ホーム初勝利


9日、滋賀県立体育館で、滋賀レイクスターズがホーム初勝利をおさめた。

滋賀レイクスターズは、日本のプロバスケットボールリーグ「bjリーグ」に今年2008年から参戦しているチームだ。
82対73で大分ヒートデビルズをくだし、ホーム初勝利。
試合終了時には、湖岸にある滋賀県立体育館が大きな歓声につつまれた。
最後のインタビューでレイクスターズキャプテンが

「イエス ウィー キャン!」

と、時事ネタを絡めたりと、盛り上がっていた。
レイクスターズサイトによると、観客数は1692人。

身近な地域スポーツ観戦
今回、自分はプロバスケットボールの試合を見るのは初めて。
予想以上に楽しめて、個人的には満足だった。
もともとバスケをするのが好きなのもあるが、ここまで引き込まれるとは思わなかった。

気づいたことがいくつか。
一番印象的だったのが、コートが観客席から近いこと。
これは会場の体育館にもよるのかもしれないが、身長の高いバスケ選手のダイナミックな動きが、2階の自由席からも大きく見えて嬉しい。

めまぐるしく変わる攻守。
音楽、チアリーダーが応援を先導してくれて、観客も参加しやすく会場に一体感がある。
テンポが非常に速くて、飽きさせない。
プロ野球観戦だと、もうちょっと選手が小さく見えて、展開はゆるやかな感じだ。

地元バスケチームの子供たちが来ていたり、地域との絡みも。
親子連れ観戦も結構いて、かじりつくように試合を見ている子供たちがかわいい。

満員御礼とはいかなかったようだが、楽しい会場だった。
バスケが好きで、まだ本格的な試合を見たことがない方は、一度観戦してみても損はないと思う。
ハマるかもしれない。


写真撮影はOKだけど、個人使用限定 難しい写真利用の今
さて、なぜ、上のような、あまり面白くない、体育館入り口の写真を掲載しているのか。

試合中のすごいプレイ写真を見たいじゃないか!

と、思われるかもしれない。当然だ。
実際、みなさんに見せたい、とても迫力のある写真が結構撮れたのだが…。
ゴール前の空中戦、ジャンプボールの緊張感、ドリブルで抜くときの一瞬の表情とか。
選手と交流する子供たち、服の青と白が良く似合う元気なチアリーダーたち、などなど。
だが、しかし。

カメラ(静止画)撮影は個人使用に限ります。

と、会場やbjリーグの公式ブログにあった。
どこまでが個人使用になるのか詳しいことが書かれていないので、ブログで公開するのはひとまず保留にしておいたのだ。

また望遠レンズ、一脚、三脚の使用は禁止します。
フラッシュの使用はプレーの妨げになりますので決して行わないでください。

ともある。
望遠レンズがダメなのは、帰宅してサイトを見て初めて気が付いてしまった。

NikonのVR70-300mmを使っていたのだが、確実に望遠の域。
バシバシ撮っていてもお咎めはうけなかったが、お目こぼしをしてくれたのだろうか。
このレンズ、手持ち撮影がメインで、望遠レンズでは比較的コンパクトな方(それでもかさばるし重いけれど)でもあることだし。
三脚座が付くような巨大レンズがダメということ、なのか…?
定義ははっきりしていない。

さらに言えば、カメラの世界でも、どこからが望遠レンズ、といった定義は決まっていないらしい。
自分の中では、50mmを超えるものはすでに中望遠で、300mmともなると超望遠、といった印象がある。
それだと最近のデジタル一眼のキットレンズは、テレ側だと中望遠ともとらえることができるので、また話がややこしくなる。
加えて素子サイズがどうの、と言い始めたら…いや、やめよう。


フラッシュは、たまに光らせてしまっている人がいた。
デジカメのオートモードで撮っている人も多いが、体育館のような暗めのところでは、自動的にフラッシュをたいてしまう。
そんなときは、「フラッシュ禁止オートモード」のようなものを試して欲しい。
スポーツ観戦以外にも、ガラスケースや赤ちゃん、動物相手など、フラッシュをたきたくない場面は結構多いので、覚えておくと色々便利だと思う。


迫力のある気に入った写真をお見せできないのは、非常に残念ではある。
ブログやSNSで写真を使ってOKよ、とあれば、それはそれで宣伝効果もあると思うのだけれど…。
やはり、色々、難しいことがあるのだろうか。

2008年11月8日土曜日

三洋電機、パナソニックの子会社へ


7日、パナソニックが、三洋電機を子会社化するという発表があった。

産経MSN
パナソニック 三洋子会社化へ 両社社長が会見
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081107/biz0811072136024-n1.htm


写真は、瀬田川沿いにある三洋工場方向の写真。
JR琵琶湖線に乗っていて、あの赤く光る「SANYO」ロゴを目にする人も多いだろう。
このロゴ、もっと大きく撮ったものもあったと思ったのだが、意外にも写していなかった。
2~3年ほど前に、約8年前発売のコンパクトデジタルカメラで撮影したものだ。


今回の子会社化。
パナソニックは三洋の電池や太陽電池が狙い、という報道が多い。

白い充電池のエネループは、店頭で見ることも多い。
従来の充電池より性能が良くなっているらしく、デジタルカメラ用によく使われている。
ゲーム機にも使用されているらしい。

太陽電池は、実は瀬田にある三洋の滋賀工場も関係している。
こういった発表も三洋のサイトに。

滋賀工場を「環境・品質・CS」の顔に 太陽電池モジュールの新工場を建設
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0701news-j/0116-2.html

滋賀工場は、「太陽と湖の工場」をコンセプトに、ゼロエミッション工場を目指します。

今回の子会社化の狙い、太陽電池。
それに関わっている瀬田の工場。
電機業界再編の大きな動きの中で、瀬田もまた無関係ではいられないようだ。


パナソニックは、三洋電機を来年春に子会社化する予定。
SANYOというブランド名は残るらしいので、あの瀬田の「SANYO」はまだ見れるのだろうか?


カメラ:FinePix1300
焦点距離:5.8 mm
絞り:F4.5
シャッタースピード:1/446 秒
ISO感度:125
トリミング

2008年11月6日木曜日

学生食堂、ついに値上げ


11月3日から、瀬田キャンパスの生協食堂が値上げに踏み切ったようだ。
世界的な食料価格高騰のあおりを受けてのことらしい。
詳しくは、写真を拡大して見ていただきたいのだが、結構、大幅な値上げとなっている。

告知三角柱より抜粋

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  • みそ汁 10円アップ
  • 麺類 30円アップ
  • チキン焼き物 40~60円アップ
  • カツ(チキン、豚) 20~30円アップ
  • おでん 10円アップ
  • 卵とじ丼 20~30円アップ
  • ガロニ(つけ合わせ野菜) 40gから30gに変更

参考:食糧事情の変化
アメリカのバイオエタノール製造急増により原料のトウモロコシが高騰、飼料の高騰と経済発展による肉の需要拡大、大豆、小麦も高騰、原油高による輸送コストや生産エネルギーコストの上昇、さらに投機資金の流入が加わり世界的な食料高騰となっています。
急激な食糧の高騰により暴動が起きる国も生まれています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

一学生の視点から
大学生協も、努力はしていると書いてあるが。
これはまた、結構大きな値上げだ。
財布にも優しく、お金が無い学生に人気な麺類も、値上げ。
安くてお腹にたまるたんぱく質、チキン系の値上げも目を引く。

スーパーで小麦原料の麺類や、乳製品の値段が上がっているし…。
どこもかしこも、値上げ、減量で、一人暮らしの学生にとってはきつい状態だ。


告知にある「食糧事情」に、確かに世界情勢と密接に繋がっている瀬田の食堂の姿が見える。


何年か前、友人たちと討論中に、こんな発言をしたことがあった。
「生きるのにもっとコストがかかるようになれば、みんな政治や社会のことについて真面目に考えるようになるんじゃないかな?」

足元まで押し寄せてきた、世界の食糧事情の波。
学生も社会について考える機会が増えるかもしれない?

黄色信号?地域ネタブログの憂鬱


大きな銀杏の木の下で。
瀬田川を下っていったところにある、大石という地区。
佐久奈度(さくなど)神社の隣、大石小学校の向かいにある広場に、でーん、と立っている大きな銀杏。

写真は3日の朝だ。
ふかふかの黄色いじゅうたんが、冬の準備を思わせる。
もう散り始めているが、木にはまだ緑がかった葉も多く、もうちょっと楽しめるだろう。

広場にはベンチもあり、座って銀杏を楽しめるようになっている。
近くに店もあるので、温かい飲み物を買って、一息つきながら鑑賞するのもいい。

1時間ほどいたのだが、休日ということもあってか、その間にも何人か銀杏を見に来ていた。
小さなデジタルカメラで銀杏を写真におさめている年配の夫婦。
ちょっと、ほっとする光景だ。




大きな地図で見る


黄色信号?地域ネタブログの憂鬱
ここ一年。
所属する社会学部コミュニティマネジメント学科で学んだことを試すべく、このブログを書き続けてきた。
周囲にも読者が増え、嬉しく思う瞬間もある。

だが、一方で、とても大きな無力感を覚えることがある。


身近な周囲のことに興味を向けてもらうのは、なかなかに、大変だ。

次第に発信する側すらも、キレイで派手な方向へと目が流れてしまう。
だからプロの記者がいるのだ、と理解はできたが。
見ること、考えること、語ることを、専門家にまかせきりな社会も、結構問題がある気がする。

入学当初、それまで無かった瀬田発の情報発信サークルを立ち上げよう、という動きもあったのだが、いつの間にか立ち消えてしまった。
あのときいたメンバーも、4年経ち卒業をひかえた今では、情報発信への関心も薄れているようで。

先生からも、もっと、教われることが、あった、はずなのだが。
非常にもどかしい。

失望から、今、自分の心には黄色信号が灯っている。

地道に、写真やWeb、紙面での表現方法を伝えてはいけているものの、このままでは来年以降に、まいた種が瀬田で発芽する可能性は、低いだろう。


まあ、ひっくり返せば。
龍谷大学瀬田キャンパスの学生がいる社会は、周囲のことを自分たちで語り合う必要のない、平和な?社会、ということだろうか?

お隣韓国でちょっと前に有名になっていたインターネット新聞「オーマイニュース」。
登録した市民は、誰もが記者になれるという仕組みが、注目を集めていた。
日本版もある。

創立者が著書「『オーマイニュース』の挑戦」で書いていた。
成功の裏には、隣国との問題があり政治や社会問題に対して敏感な国民性があった、と。


ぱっと見、戦いなどない様に見える、現代の瀬田ではあるが。
だがしかし、無関心であったゆえに招いた結果に対しては、誰が責任をとるというのか。
自分たちしかない…。
ここのところ、特に、色んな学生団体の活動の崩壊を小耳に挟む。
それは、学生の周囲のことに関する無関心が招いていると、自分は思っている。


できれば、卒業までに、ひとつくらいは、希望を見たいところだ。

紅葉特集6 西教寺

大津市坂本、日吉大社から程近い位置にある、天台真盛宗の総本山、西教寺。境内には、この地と縁の深い明智光秀の供養塔が立っている。

紅葉がアーケードのように参詣道を覆う様は、圧巻である。また奥にある銀杏の木も見事だった。ライトアップ期間は拝観料無料だが、比叡山から降りてきたサルには注意したほうが良いかも。春あたり、ニュースになっていた。

2008年11月4日火曜日

大津まちなかイルミネーション

紅葉特集一休み。なぎさ公園から比良の山を見たら、大分色づいて来た。そろそろ今年の紅葉写真もアップできそうだ。

さて、10月4日より、JR大津駅~中央大通り~琵琶湖文化館が、ライトアップされている。なかなか三脚を持って出かけることが少なかったのだが、今日やっと行くことができた。

浜大津の噴水とのコラボレーションが本当に綺麗。クリスマス、絶好のデートスポットではないだろうか。ライトアップは12月31日まで。

2008年11月3日月曜日

紅葉特集5 日吉大社のライトアップ


比叡山の麓にある、山王総本山、日吉大社のライトアップ。昨年の10月15日撮影。今年のライトアップ日程は、11月15日~12月7日までだが、割と早めに見頃を迎えそうなので、ライトアップは11月いっぱいが見頃と言えそうだ。

近くには西教寺もあり、こちらもライトアップされる。オススメとしては、昼に坂本ケーブルで比叡山延暦寺に行った後、ライトアップを見るというルート。

夕暮れ直後は人も少ないので、余裕を持って三脚が使える。

2008年11月2日日曜日

紅葉特集4 八つ淵の滝

日本滝百選にも選ばれている、八つ淵の滝。ブナなどの紅葉が、渓流の流れと相まって美しい。滋賀版、奥入瀬渓流とでも言うべきか。鮮やかな赤い木は少ない。この写真は、貴船の滝上流で撮影したものだ。去年撮影に行った日は、水も少なく、ちょっと迫力に欠けるが・・・。

足場が悪いところもあり、鎖場もあるこのポイント。防寒と手袋は装備して行って下さい。

2008年11月1日土曜日

紅葉特集3 もみじ谷

高島市鹿ヶ瀬のもみじ谷。ガリバー青年旅行村から、すこし下ったところにある。もみじと渓流の撮影が楽しめる場所。近くには八つ淵の滝~武奈ヶ岳の登山ルートもあるので、体力に自信のある人はこちらもどうぞ。