2008年9月30日火曜日

野良猫と、呑気と見える人々


人間が野良猫をかわいそうと思うとき、ひょっとすると野良猫のほうが、人間をかわいそうと思っているのではないだろうか。


9月の後半二週間。
自分ことライターKは、瀬田エクスプレスへの投稿を一切しなかった。
そのせいで何人かの読者には、心配をさせてしまったようである。

いやー、人間ってホントにしょうもない。
そんなことが重なりに重なり、気がくさくさしていたのである。
しばし、勝手に人や社会に期待して、勝手に失望する癖のある自分ではあるが、今回ばかりは諦めにも近い何かを感じずにはいられなかった。

まあ、しかし、それでも。
自分もまた、そのしょうもない人間のひとりで、簡単にはやめられないわけで。
こうして再び、人間らしくしょうもない文章を書きたくっている。
呑気と見える人々の一人なのである。


去年11月下旬に始まった瀬田エクスプレス。
つたないながらも、自分たちなりに、キーボードとレンズを通して、滋賀を記録してきた。
そのカウンターが、そろそろ1万を刻む。

世の無関心と、語らない社会に、一矢くらいは報いたい。


カメラ:NIKON D40
使用レンズ:18.0mm - 55.0mm (F3.5 - 5.6)
焦点距離:55.0 mm
絞り:F5.6
シャッタースピード: 1/13 秒
ISO感度:800

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