2008年9月3日水曜日
「tenki.jp」ユーザー参加型天気サイトに
9月1日、日本気象協会のお天気サイト、「tenki.jp」が大幅にリニューアルしたのだが、ユーザー参加型のサイトに生まれ変わっていた。
結構面白そうだ。
tenki.jp。
気象庁の外郭団体、日本気象協会が運営するお天気サイトである。
アクセスしてリニューアルに気づいていたのだが、2日付けの産経エクスプレス紙面にも小さく記事が載っていた。
これまでのように普通に天気予報を見ることができる。
リニューアルして、見やすくなっている。
見たい地域の天気までのクリック数も減っているし。
動画のように天気の経過を見れたりとマルチメディアな感じも強まっている。
みんなの気持ち+写真投稿
が、今回のリニューアルで一番驚くのは、利用者が参加できることだろう。
MixiなどのSNSのように、ユーザー登録するとコメントや写真を投稿できるのだが、それがサイトの前面に出ているのである。
画像は、滋賀の天気ページを表示したものだ。
画像の中ほどに「みんなの気持ち」という欄があるのだが、これは登録ユーザーが今日の天気に関してつぶやいたコメントを集めたもの。
ちゃんと天気を見ている地域ごとに分けられている。
さらに、下にある写真だが、ユーザーが投稿したその地域の写真が表示されるようになっているのだ。
みんな、空や雲、虹…中には災害の被害の様子まで、思い思いに投稿している。
コメント欄や評価機能もついており、コミュニケーションがはかれるようになっている。
みんながウェザーフォトグラファー、というわけである。
自分も、瀬田エクスプレス写真展で展示した写真をいくつかアップしてみた。
画面の下にも表示されている。
すでに何件か評価が来ていて、ちょっとうれしいかも。
これも一種の地域ジャーナリズムになるのか。
天気はみんなが気にする共通の話題。
お天気サイトにユーザー参加を持ち込んでくるのは…正直びっくりだ。
それをお役所の関係団体がやってくるのだから、さらに驚き。意外だ。
「今日は暑いですねー」
といった単なる社交辞令だった挨拶も、
「いや実は昨日のゲリラ豪雨の写真が滋賀の天気のとこにアップされててねー、すごかったよ」
みたいに、ちょっと進化してくるかもしれない?
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