2008年2月28日木曜日

冬の山は危険だ


先週に続き、今週も武奈ヶ岳で遭難事故である。なぜ26日のような天気の悪い日に山に登ったのか、理解しがたいところである。
武奈ヶ岳は比良山系の中では一番高く、滋賀県でも5番目の1214mもある。頂上付近には高い樹木もなく、360度の眺望が楽しめる。比較的簡単に登れる山として、ファミリーにもオススメの山なのだが、雪があるとなれば話は全く別である。頂上付近の積雪は2Mにも及び、道標はすべて雪の中に埋もれてしまう。冬の登山は、どんな経験者にとっても危険である。3人は大学の登山部で、それなりの経験があったのだろうが、それが過信につながり、天候が悪くても決行してしまったのではないだろうか。天候が悪いときは無理をしないのが、登山するときの心得である。何はともあれ無事を祈りたい。
しかし・・・冬の武奈からの眺めは、滋賀県では他に比肩しうるものがないほどの景色だという。自分もいずれはチャレンジしたいものだ。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

遭難と聞くと八甲田、死の彷徨を思い出します。無駄に動いてはいけません。かまくらを掘って寒さを凌ぎ、狼煙を上げて、救出を待ちましょう。