2008年5月20日火曜日

今宵の月のように

瀬田キャンパスから大きな月が。
調べてみると今宵は満月。
そっとレンズを向けてみる。

瀬田には「月輪(つきのわ)」という地名がある。
月が落ちた伝説がある月輪池から、ということだが、なかなか素敵な地名である。

月から来たかぐや姫。
月に行った中国の仙女嫦娥。
どちらも相当の美女で、両国の宇宙開発でも使われている素敵な名前だ。
このように月を「素敵だ」と感じるのは、どうやら一部東アジアのみで、西側では不吉なものとしてとらえられる。
狼男を代表に、狂気の象徴になっているらしい。

中国では、十五夜には月餅を食べる。
月餅に豪華な外箱やオマケをつけて送り、ワイロがわりに使われることもあるらしいが、それは無粋というものだ。
「『たとえ離れていても、みんな同じ月を見ている』と考えるんですよ」
と、中国人留学生。

うん、やっぱり、こういう素敵なのが良いです。


モデル:Nikon D40
使用レンズ:VR 70-300mm F/4.5-5.6 G
焦点距離:300mm
絞り:F/10
シャッタースピード:1/40 秒
ISO感度:ISO 200
露出補正:-3.0 EV
PictureProjectでトリミング、加工

2 件のコメント:

Gyorei さんのコメント...

素敵な満月。美しすぎ。
たとえ大西洋からでもこの瀬田の明月が見えるでしょう。

K さんのコメント...

アメリカの月の写真、期待してますよ!