2008年10月28日火曜日

この道わが旅19 月に叢雲


●徒歩!琵琶湖一周の旅 4日目(8/16)

落し物の携帯電話を木之本警察署に届け。
北近江リゾートの銭湯で汗を流し。
閉店間際のラーメン屋で腹ごしらえをした後。

高月町の田んぼのど真ん中を、ゆっくりゆっくり、西にある琵琶湖へ向かって歩いていく。
目指すは湖北町の道の駅、湖北水鳥ステーション。
そこで夜を明かそうというわけだ。

空には、ほぼまん丸の月が、うすい雲の向こうに見えていた。
これがまた、きれいだったのを覚えている。
やわらかい月明かりに包まれた静かな田園風景。
高月町、いい名前だ。

時刻は0時をまたがり、歩いている自分はたから見たらきっと怪しいことこの上ないのだが。
幸い、何台もすれ違ったパトカーには止められることも無かった。


湖岸に立つ山を抜けるトンネルの中をくぐりぬけ。
抜けた先には、ひたすらに広い、紺色の夜空と琵琶湖があった。




大きな地図で見る

0 件のコメント: